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困るUSBメモリーの「突然死」、予兆をフリーソフトでチェック

日経XTECH / 3/14/2026

💬 OpinionTools & Practical Usage

Key Points

  • USBメモリや外付けSSDは突然故障することがあり、データの消失や速度低下、エラー、フリーズ、認識問題といった症状が現れる可能性がある(図1の症状)
  • 使用年数が長いほど故障リスクが高まるため、古い製品は特に状態チェックとバックアップが推奨される(図2)
  • 症状を検知したらデータをすぐ別ドライブへバックアップし、重度の障害が見つかった場合には廃棄を検討する(図3)
  • フリーソフト「Check Flash」を使い、エラー発生セクターの有無で故障・寿命を判断。論理エラーは黄色、物理エラーは赤色で表示され、論理エラーはフォーマットで改善することがある(図4)

 USBメモリーやSSDは突然故障することがあるが、その予兆はわかりにくい。症状としては、大切なデータが突然消える、速度が大幅に低下する、エラーが多発する、パソコンが頻繁にフリーズする、パソコンで認識しないなど。これらの症状が多発するなら、大事に至る前に故障や寿命を疑ったほうがよい(図1)。

図1 USBメモリーや外付けSSDを利用していて「速度が低下する」「エラーが多発する」「パソコンが頻繁にフリーズする」「パソコンで認識しない」といった症状が多発するなら、故障や寿命を疑ったほうがいい
図1 USBメモリーや外付けSSDを利用していて「速度が低下する」「エラーが多発する」「パソコンが頻繁にフリーズする」「パソコンで認識しない」といった症状が多発するなら、故障や寿命を疑ったほうがいい
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 USBメモリーやSSDがデータの記録に使うフラッシュメモリーの記憶素子(セル)は、書き換え回数に上限がある。メーカーによると1000回程度の書き込みで寿命に達し、それを超えると正常に読み書きできなくなる可能性がある。つまり、使い込んでいる製品ほどトラブルのリスクは高まる(図2)。古いUSBメモリーや外付けSSDの動作が少しでも怪しいと思ったら、状態をチェックしたほうがいい。問題があったら、重症化する前にデータをバックアップする(図3)。

図2 USBメモリーやSSDが利用しているフラッシュメモリーの記憶素子には書き換え回数の上限がある。上限を超えてデータを書き換えると、そのうち「読み出せない」「書き込めない」といったトラブルが発生する可能性がある。5年、10年と使い続けている古い製品は注意が必要だ
図2 USBメモリーやSSDが利用しているフラッシュメモリーの記憶素子には書き換え回数の上限がある。上限を超えてデータを書き換えると、そのうち「読み出せない」「書き込めない」といったトラブルが発生する可能性がある。5年、10年と使い続けている古い製品は注意が必要だ
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図3 図1のような症状が多発するなら、万が一のことを想定し、USBメモリーや外付けSSDに保存しているデータをすぐに別のドライブにバックアップ(コピー)する。その後、後述する方法でチェックして、重度の障害が見つかったら廃棄する
図3 図1のような症状が多発するなら、万が一のことを想定し、USBメモリーや外付けSSDに保存しているデータをすぐに別のドライブにバックアップ(コピー)する。その後、後述する方法でチェックして、重度の障害が見つかったら廃棄する
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 USBメモリーではフリーソフト「Check Flash」を使い、エラーが発生したセクターの有無から故障や寿命を判断する(図4)。論理エラーは黄色、物理エラーは赤色だ。前者はソフト的に壊れている状況なので、フォーマットすれば直ることもある。

図4 上記URLから圧縮ファイルを入手。それを適当なフォルダーに展開し、「ChkFlsh」を実行する。検査するドライブを選択し(1)、「スタート」を押すと(2)、テストが始まる
図4 上記URLから圧縮ファイルを入手。それを適当なフォルダーに展開し、「ChkFlsh」を実行する。検査するドライブを選択し(1)、「スタート」を押すと(2)、テストが始まる
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