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日産・ホンダがスポーツHEV、オートサロンで顧客層拡大へ

日経XTECH / 3/14/2026

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Key Points

  • 日産とホンダが東京オートサロン2026でスポーツ仕様のHEVを発表し、燃費重視のHEV市場の拡大を狙う。
  • 日産はAura NISMO RS Conceptをベース車Aura NISMOにe-POWERを前輪に搭載し4WD化、運動性能を高める。今後の市販化とスーパー耐久シリーズ参戦を検討。
  • EVシフトの減速によりHEVの重要性が高まるとの見方が広がり、日産・ホンダがトヨタに対抗してHEV市場を拡大しようとしている。
  • イベント開催の文脈で、スポーツHEVの新モデル投入は顧客層拡大とブランド競争力強化の狙いがある。

 燃費が重視されるハイブリッド車(HEV)で、日産自動車やホンダが走行性能を高めたスポーツ仕様車を今後投入する。カスタムカー(改造車)の展示会「東京オートサロン2026」(2026年1月9~11日、幕張メッセ)でHEVのスポーツ仕様車を発表した。電気自動車(EV)シフトが減速しHEVの重要性が高まる。HEVの客層を広げ、先行するトヨタ自動車を追いかける。

 日産はHEVのコンセプト車「オーラNISMO RS コンセプト」を発表した(図1)。小型車「オーラ NISMO」の車体をベースに日産独自のシリーズ式のHEV機構「e-POWER(イーパワー)」を前輪側に搭載し、後輪側にモーター1基を使用する四輪駆動(4WD)車とした。出力を高めることで運動性能を向上させる。今後の市販化や「スーパー耐久シリーズ」への参戦を検討している。

図1 日産が展示したコンセプト車「オーラNISMO RS コンセプト」
図1 日産が展示したコンセプト車「オーラNISMO RS コンセプト」
ベース車から全幅を拡大し空力部品を追加したことでスポーティーなデザインとした(写真:日経Automotive)
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