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ホンダ離れたヤチヨ、印マザーサン傘下で2年 社長「ホンダ以外広がった」

日経XTECH / 3/21/2026

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Key Points

  • ヤチヨはホンダ以外の自動車メーカーとの取引を広げ、マザーサン傘下で新しい顧客基盤を築きつつある。
  • 2年前にインド系最大手マザーサンの傘下となったことで、エンジン車市場の需要を見込みつつホンダ依存を減らす動きが進んでいる。可知浩幸氏の発言から、協業拡大の実感が窺える。
  • マザーサンは2025年3月期に売上高1兆1366億ルピーを計上する規模で、インド部品市場のリーダーとしてヤチヨの成長を支える重要な存在となっている。
  • 燃料タンクが主力製品のヤチヨは、電動化の進展で需要が変化する中、今後はホンダ以外の顧客開拓を通じて事業の多角化を進める構えだ。
ヤチヨが開発を進める樹脂製のバックドア(左)と、主力製品の燃料タンク(写真:マザーサンヤチヨ・オートモーティブシステムズ)
ヤチヨが開発を進める樹脂製のバックドア(左)と、主力製品の燃料タンク(写真:マザーサンヤチヨ・オートモーティブシステムズ)
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 中国勢との競争を避け、インドシフトを強める日系自動車部品メーカーが増えている。待ち受けるのは着々と力をつけるインド部品メーカーとの競争だ。かつてホンダの子会社「八千代工業」で、2年前にインド部品最大手の傘下に入り再出発したマザーサンヤチヨ・オートモーティブシステムズ。インド企業傘下に生まれ変わったヤチヨ社長兼最高経営責任者(CEO)の可知浩幸氏にインド部品メーカーの強みと会社の現状を聞いた。

 燃料タンクが主力のヤチヨは2024年3月にインド部品最大手Samvardhana Motherson International(マザーサン)の傘下となった。親会社だったホンダが電動化にかじを切る中で燃料タンクの採用数が減ると見て、エンジン車市場がこれからも伸びるインド企業にヤチヨを委ねた形だ。

 それから2年たった。可知氏は「ホンダ以外の自動車メーカーとの付き合いが広がった」と、ホンダ離れの効果が生まれつつあると語る。マザーサンにとってもこれまで取引の少なかったホンダ向けの仕事が増える方向だという。

インド部品最大手マザーサンの強さの源泉

 マザーサンはケーブル部品が祖業で、創業から50年がたつインド自動車部品の最大手だ。2025年3月期の連結売上高は1兆1366億ルピー(約2兆円)に達し、インド部品メーカーを象徴する企業といえる。

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印部品最大手の強みは?

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