自然光利用で手軽に省エネを実現──。大成建設が、室内に取り込んだ自然光を効率よく拡散させる天井材を開発した。独自の表面加工により机上面まで光を届け、照度を高める。併せて、木質系の採光ブラインドも開発。環境に配慮しながら照明エネルギー消費量を削減する、手軽な省エネ方法として打ち出す。
新開発した天井材は「T-Light Ceiling(ティー・ライト・シーリング)」。同社が2017年に開発した採光ブラインド「T-Light Blind(ティー・ライト・ブラインド)」との併用により、自然光を室内に拡散する。
T-Light Blindは、上部に反射特性を持つ特殊スラットを採用し、屋外からの入射光を天井に導く。下部は一般的なブラインドと同様に光を遮る仕組みだ。今回は、木質系内装の需要増を受け、この構造を踏襲しながら素材を木質に変えた「T-Light Wood Blind(ティー・ライト・ウッド・ブラインド)」を開発。上部は樹脂パーツとして裏面に木目フィルムを張り、下部にはスギなどの自然素材を用いる。
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