AI Navigate

日産・ホンダがスポーツHEV、オートサロンで顧客層拡大へ

日経XTECH / 3/13/2026

📰 NewsIndustry & Market MovesModels & Research

Key Points

  • 日産とホンダがスポーツ仕様のHEV投入を表明し、燃費志向のHEV市場で顧客層拡大を狙う。
  • 日産は Aura NISMO RS Concept を公開。前輪に e-POWER を搭載し、後輪にモーター1基の4WDで運動性能を向上させ、今後の市販化や耐久シリーズ参戦を検討。
  • EV転換の流れの中でHEVの重要性が高まる中、日産・ホンダはトヨタ追随の戦略を示唆。
  • 東京オートサロンでの発表は改造系イベントを活用したブランド戦略の一環として、顧客層拡大と市場シェア獲得を狙う。

 燃費が重視されるハイブリッド車(HEV)で、日産自動車やホンダが走行性能を高めたスポーツ仕様車を今後投入する。カスタムカー(改造車)の展示会「東京オートサロン2026」(2026年1月9~11日、幕張メッセ)でHEVのスポーツ仕様車を発表した。電気自動車(EV)シフトが減速しHEVの重要性が高まる。HEVの客層を広げ、先行するトヨタ自動車を追いかける。

 日産はHEVのコンセプト車「オーラNISMO RS コンセプト」を発表した(図1)。小型車「オーラ NISMO」の車体をベースに日産独自のシリーズ式のHEV機構「e-POWER(イーパワー)」を前輪側に搭載し、後輪側にモーター1基を使用する四輪駆動(4WD)車とした。出力を高めることで運動性能を向上させる。今後の市販化や「スーパー耐久シリーズ」への参戦を検討している。

図1 日産が展示したコンセプト車「オーラNISMO RS コンセプト」
図1 日産が展示したコンセプト車「オーラNISMO RS コンセプト」
ベース車から全幅を拡大し空力部品を追加したことでスポーティーなデザインとした(写真:日経Automotive)
[画像のクリックで拡大表示]

次のページ

開発を手掛ける子会社の日産モータースポーツ&カス...

この記事は有料会員限定です