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リニア神奈川県駅に2面4線ホームの形、地下30mでは巨大シールド機

日経XTECH / 3/18/2026

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Key Points

  • リニア中央新幹線の地下駅「神奈川県駅(仮称)」は地下約30mに位置し、2面4線のホーム形状が工事の公開で確認できる段階にある。
  • 駅の延長約680m、最大幅約50m、深さ約30mという巨大な地下空間を、開削工法と非開削工法を組み合わせて建設中。
  • 中央の本線は通過線、外側の副本線で列車が停車する構造を想定し、東端部で第一首都圏トンネルと接続、西端部から名古屋方面の第二首都圏トンネルを掘削する計画が進む。
  • 現場には巨大なシールド機の組み立ても完了しており、2026年2月27日に報道陣へ公開された。
  • 駅西端部で国道16号と交差する区間を含み、相模川まで約3.6kmの第二首都圏トンネルの全体計画が進行中。
地上部の桟橋から見る神奈川県駅(仮称)(写真:大上祐史)
地上部の桟橋から見る神奈川県駅(仮称)(写真:大上祐史)
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 リニア中央新幹線「神奈川県駅(仮称)」を造る地下約30mの建設現場で、名古屋方面へ向かう第二首都圏トンネルを掘り進める巨大シールド機の組み立てが完了した。JR東海はシールド機とともに、延長約680m、最大幅約50mに及ぶ地下の同駅建設現場を報道関係者に公開。2面4線となるホームの形が分かるほど工事が進んでいた。

 神奈川県駅は、JRと京王電鉄が乗り入れる橋本駅(相模原市)の近くで建設が進められている。駅の大部分は地上から掘削する開削工法で構築。駅西端部で国道16号と交差する区間では非開削工法を採用している。

 駅の東端部には、品川方面から掘削を進めている第一首都圏トンネルが接続する。西端部から名古屋方面の相模川まで約3.6kmにわたり、第二首都圏トンネルを構築する計画だ。

神奈川県駅(仮称)の概要(出所:JR東海)
神奈川県駅(仮称)の概要(出所:JR東海)
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 報道陣に公開された2026年2月27日、地上部の桟橋から神奈川県駅の工事現場を見渡す。副本線やホーム、本線の位置が分かるほど工事が進み、リニアの車両が走る駅の姿を具体的にイメージできる段階に入っている。

 同駅は延長約680m、最大幅約50m、深さ約30mに及ぶ巨大な構造物だ。ホーム2面と線路4線を備える計画で、中央の本線は通過線として使用する。外側の副本線に列車が停車する構造となる。

地上部から見た神奈川県駅。上り下りとも、本線と副本線を備える(写真:大上祐史)
地上部から見た神奈川県駅。上り下りとも、本線と副本線を備える(写真:大上祐史)
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 開削エリアの外には掘削で発生した土を仮置きしている。現在は巨大な地下空間が姿を見せているが、駅構造物の完成後は埋め戻し、地上の地盤を整える予定だ。

仮置きしている掘削土(写真:大上祐史)
仮置きしている掘削土(写真:大上祐史)
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 名古屋方面へ進む。支保工の先が国道16号との交差部となる。その先から第二首都圏トンネルのシールド機が発進する予定だ。

地上部の桟橋から見る神奈川県駅の名古屋方面(写真:大上祐史)
地上部の桟橋から見る神奈川県駅の名古屋方面(写真:大上祐史)
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 駅底面では、ホームや線路の上階に位置する地下2階部分の床の施工を進めている。

施工が進む地下2階部分(写真:大上祐史)
施工が進む地下2階部分(写真:大上祐史)
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 支保工の中を進むとシールド機の後部が見えてくる。

支保工内部(写真:大上祐史)
支保工内部(写真:大上祐史)
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 国道16号交差部の手前では、第二首都圏トンネルを掘り進むシールド機の組み立てが完了している。国道16号交差部は、たて坑を支保工(切り梁・アンカー併用)で土留め壁の変形を抑止しながら掘削した後、非開削のURT工法で大断面トンネルを構築した。トンネルの壁となるエレメントを設置し、その内部を掘削してトンネルを完成させた。

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