すご腕の住宅検査員・長井良至氏が欠陥住宅を防ぐポイントを解説します。今回は、強度不足や法違反を招く生コンクリート発注の問題を取り上げます。日経ホームビルダー2016年11月号「凄腕検査員が見逃さない欠陥施工」を再構成しました。
下の写真は基礎を打設する際に納品されたレディーミクストコンクリート(生コンクリート)の伝票だ。建て主から依頼を受け、確認するために1月の寒い時期に撮影した。
この伝票の問題点は、呼び強度欄に記された「18N/mm2」という値にある。図面に記載された設計基準強度も同じく18N/mm2だったからだ。
「何が問題なのか?」と首をかしげた人は、以降の話をよく理解していただきたい。多くの人が陥りやすい誤解が潜んでいる。
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