AI Navigate

建設業「もっと働きたい」7.3%、全業種平均下回る 働き方改革の意識浸透

日経XTECH / 3/14/2026

📰 NewsSignals & Early TrendsIndustry & Market Moves

Key Points

  • 厚労省の調査で建設業の『労働時間を増やしたい』回答は7.3%で、全業種平均の10.5%を下回ったことを伝える。
  • 現場の声として、時間外労働の上限規制の適用当初の不満を乗り越え、ベテラン層も休むようになってきた働き方改革の意識浸透を示唆している。
  • 2019年の働き方改革関連法施行から5年以上経過し、上限規制見直しの是非を巡る議論が活発化。建設業界でも賛否が分かれ、厚労省が有識者検討会で議論を継続している。
  • 関連記事では暑さで休工など働き方の多様化が進む可能性を示唆する動向が挙げられている。
厚生労働省の「働き方改革関連法施行後5年の総点検」で、労働者に「労働時間をどのようにしたいか」と尋ねた結果。3000人の回答から、建設業に従事する163人の回答を抽出した(出所:厚生労働省の資料を基に日経クロステックが作成)
厚生労働省の「働き方改革関連法施行後5年の総点検」で、労働者に「労働時間をどのようにしたいか」と尋ねた結果。3000人の回答から、建設業に従事する163人の回答を抽出した(出所:厚生労働省の資料を基に日経クロステックが作成)
[画像のクリックで拡大表示]

 厚生労働省の調査で、労働時間を「増やしたい」と答えた労働者が建設業は7.3%にとどまり、全業種平均の10.5%を下回った。建設会社へのヒアリングでは「時間外労働の上限規制の適用当初は不満が多かったが、蓋を開けてみればベテランも休むようになってきた」といった意見が寄せられ、働き方改革の意識が浸透している様子がうかがえる。

 2019年の働き方改革関連法の施行から5年以上がたち、時間外労働の上限規制見直しの是非を巡る議論が活発化。建設業界でも賛否が分かれている。厚労省は一連の調査結果などを踏まえ、有識者検討会などで議論を続ける。

次のページ

建設業の月平均労働時間は5年で5.5時間減

この記事は有料会員限定です