「S&P 500さえ買っとけばええ」って、それホンマか?――マーク・ティルベリー氏が鳴らす、AI時代の警鐘
新NISAやら何やらで、「とりあえずS&P 500(米国株)に突っ込んどけば安泰や」なんて風潮が今の世の中にはある。
確かにな、過去のデータを見れば平均10%以上の利回りを出しとるし、最強の投資先に見えるのは間違いない。
せやけど、イギリスの起業家・投資系発信者マーク・ティルベリー氏は、今この「常識」に真っ向から待ったをかけとるんや。
彼が何に危機感を持っとるのか、その中身を紐解いてみよう。
「分散投資」の皮を被った「集中投資」
S&P 500は、アメリカの優良企業500社に分散しとるはずや。
ところが今の実態は、投資した1ドルのうち、なんと約40セントが上位たった10社に集中しとる。
その顔ぶれも、エヌビディアやアップル、アマゾン、アルファベットといったビッグテックがずらりや。
これ、500社に分散してるつもりで、実は特定の大企業にドカッと賭けてる「偏った投資」になっとるんやな。
AIバブルの崩壊リスク
この上位銘柄が好調な理由は、ズバリ「AI(人工知能)」への期待や。
ただ、彼らの今の株価は「今の稼ぎ」ではなく、「将来AIでどんだけ稼げるか」という予想で膨らんどる。
ティルベリー氏に言わせれば、この期待に応えるには、主要IT企業が束になっても足りんほどの凄まじい利益を上げ続けなあかん。
もし「思ったよりAIで稼げんな」ってなったら、その反動でS&P 500全体がガタガタ崩れるリスクがある、というわけや。
「勝ち組」の隣に潜むチャンス
彼はこうも言うてる。
「みんなが同じ方向に走っとる時は、ちょっと横を見てみ」と。
今の相場で注目されまくっとる巨大企業(混雑ゾーン)ではなく、AIを賢く使ってコストを下げる中小企業や、アメリカ以外のグローバル企業に目を向けるべきやってな。
結論:卵は一つのカゴに盛るな
結局のところ、投資の鉄則は「リスク分散」や。
「みんながやってるから安心」という群衆心理に飲まれんと、最悪のシナリオも想定して備えておく。
それが、長年にわたり投資の世界で発信を続けてきたマーク・ティルベリー氏が、今こそ伝えたい教訓なんやろうな。
---
ワイの感想
投資の歴史を見ると、みんな同じものを信じた時期は必ずある。
・1980年代後半→ 「日本株最強」
・1999年 → 「IT株最強」
・2007年 → 「不動産最強」
群衆心理ってのは、ほんまに面白い生き物やねん。
人間の脳は、過去のグラフを未来の予言書に変える装置なんや。
でも市場っていう怪物は、その予言書を読む人が増えた瞬間に、ニヤッと笑ってページを書き換えるんや。
ほんで今、そのリストに「AI最強」が加わろうとしてへんか?

たとえばRSP(Invesco S&P 500 Equal Weight ETF)という商品がある。
S&P 500の全銘柄を均等配分で持つETFや。
通常のS&P 500は上位10社だけで約40%を占めるけど、RSPはそれをフラットにする。
テクノロジー偏重がかなり薄まり、金融や資本財が上位に来る構成になっとる。(同じ上位10社の割合は、たったの3%程度)
2026年、通常のS&P 500が年初来で伸び悩む中、RSPは相対的に底堅く推移しとる。
ビッグテックが失速した途端、こっちが静かに勝っとるわけや。
経費率0.20%。VOOの0.03%よりは高いけど、ビッグテック集中リスクの保険料としては安い。
日本の主要ネット証券で普通に買える。
1株約200ドル。
もちろんビッグテックが再び爆発したら置いていかれるリスクもある。
投資の判断は自己責任やで。
---







