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建設業「もっと働きたい」7.3%、全業種平均下回る 働き方改革の意識浸透

日経XTECH / 3/13/2026

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Key Points

  • 建設業の労働時間に関する増やしたい意向は7.3%にとどまり、全業種平均を下回ることで働き方改革の意識浸透が進んでいる。- 時間外労働の上限規制の適用初期には不満があったが、現場ではベテランも休むようになり労働環境の改善が見られる。- 2019年の改革施行から5年以上経過し、規制見直しの是非を巡る議論が再燃。厚労省は有識者検討会で議論を継続している。- 業界内では賛否が分かれ、今後の緩和の可能性や働き方の多様化が焦点となる見通し。
厚生労働省の「働き方改革関連法施行後5年の総点検」で、労働者に「労働時間をどのようにしたいか」と尋ねた結果。3000人の回答から、建設業に従事する163人の回答を抽出した(出所:厚生労働省の資料を基に日経クロステックが作成)
厚生労働省の「働き方改革関連法施行後5年の総点検」で、労働者に「労働時間をどのようにしたいか」と尋ねた結果。3000人の回答から、建設業に従事する163人の回答を抽出した(出所:厚生労働省の資料を基に日経クロステックが作成)
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 厚生労働省の調査で、労働時間を「増やしたい」と答えた労働者が建設業は7.3%にとどまり、全業種平均の10.5%を下回った。建設会社へのヒアリングでは「時間外労働の上限規制の適用当初は不満が多かったが、蓋を開けてみればベテランも休むようになってきた」といった意見が寄せられ、働き方改革の意識が浸透している様子がうかがえる。

 2019年の働き方改革関連法の施行から5年以上がたち、時間外労働の上限規制見直しの是非を巡る議論が活発化。建設業界でも賛否が分かれている。厚労省は一連の調査結果などを踏まえ、有識者検討会などで議論を続ける。

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建設業の月平均労働時間は5年で5.5時間減

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