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NVIDIA「GTC」開幕へ、見どころはフィジカルAIや次世代半導体

日経XTECH / 3/17/2026

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Key Points

  • GTC 2026の開幕に合わせ、フィジカルAIやエージェント型AI、次世代半導体の新製品・新サービスの発表が見込まれる。
  • Cosmosを核にしたフィジカルAIの学習効率化と、Cosmos Predict/Transfer/Reasonの3モデルなど技術の進化が注目される。
  • 3万人超の参加者と190以上の地域からの参加、日本企業の出展状況から産業界の関心と連携の広がりが示される。
  • ロボットの普及・産業応用を後押しする動きが強まる一方、AIハードウェアとソフトウェアのエコシステム強化が業界全体へ影響を及ぼす可能性が高い。
エヌビディアの「GTC 2026」ではフィジカルAIやエージェント型AI、次世代半導体が注目されそうだ。写真は2025年のGTCの様子(写真:日経クロステック)
エヌビディアの「GTC 2026」ではフィジカルAIやエージェント型AI、次世代半導体が注目されそうだ。写真は2025年のGTCの様子(写真:日経クロステック)
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 米NVIDIA(エヌビディア)の開発者会議「GTC 2026」が2026年3月16日(米国時間)に始まる。2025年に続き、人型ロボットや産業用ロボット向けのフィジカルAI(人工知能)が注目されている。エージェント型AIや次世代半導体に関する新製品・新サービスの発表が見込まれる。

GTC 2026では、フィジカルAIやエージェント型AIに関する講演も注目である(出所:日経クロステック)
GTC 2026では、フィジカルAIやエージェント型AIに関する講演も注目である(出所:日経クロステック)
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 エヌビディアによると、GTC 2026には3万人を超える参加者が190超の国・地域から集まる見込みだという。講演数は1000以上で、パートナー企業による講演や出展もある。日本からは日立製作所や三菱重工業などがブースを構える。

 エヌビディアがGTC 2026で多数の発表をすると見られるのが、フィジカルAI関連の取り組みだ。同社は、フィジカルAIの学習を効率化するために、世界基盤モデル「NVIDIA Cosmos」を提供している。主に、画像や文章から動画を生成する「Cosmos Predict」、シミュレーションデータを写実的な動画に変換する「Cosmos Transfer」、入力した動画の現象を説明する文章を生成する「Cosmos Reason」という3種類のAIモデルがある。エヌビディアはCosmosを2025年1月に発表して以来、各モデルのバージョンアップを続けている。GTC 2026でも新機能が追加されそうだ。

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