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心理的柔軟性が咲く世界

note / 3/12/2026

💬 OpinionSignals & Early TrendsIdeas & Deep Analysis

Key Points

  • 記事は心理的柔軟性の重要性と現代社会での適応力向上をテーマにしている。
  • 著者は池辰彦で、2026年3月11日に公開された投稿として記録されている。
  • この記事には見出し画像があり、ビジュアルを通じて柔軟性の実践を伝える構成になっている。
  • 理論と実践を結ぶ解説的なトーンで、個人の行動変容や組織の文化づくりへ示唆を提供する可能性が高い。
見出し画像

心理的柔軟性が咲く世界

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池 辰彦

vol.1662

今朝、メール(Gmail)をチェックしようとパソコンを開いたら、要約機能が実装されていました。

着実に日常に浸透するAIの力

そういえば、最近はスーパーインテリジェンスの足音も聞こえてきました。

こちらは人工超知能のこと。

人類の知能1万倍とも言われているのですが、昨年の後半から今年にかけてビックテックの動き活発化してきているのです。

活発化する「人工超知能」開発

例えば、Meta Platforms

人工超知能の開発を加速するために、新しい「応用AIエンジニアリング組織」を立ち上げたことが報道されていました。

〈BUSINESS INSIDER JAPAN / 2026年3月5日〉

新組織は、メタバースAIスマートグラスを担当する部門の副社長であるマーハー・サバさんが率い、CTOのアンドリュー・ボスワースさんの下で運営され、同社の最先端AI研究組織である「Meta Superintelligence Labs」密接に連携するとのこと。

組織の特徴は非常にフラットな構造で、1人の管理職が最大50人のエンジニアを統括する体制となる見込みのようです。

これは、階層を減らして優秀な個人の力を最大限活かす狙いがあり、新組織の役割は、研究者がつくったAIモデルを実際の製品やサービスで使える形に進化させることで、AIの性能向上に必要なデータ基盤ツールインターフェース開発する点にあります。

具体的には、AIに学習用データを供給する仕組みや、社内で使うAIツールの開発などを担当する2つのチームで構成される予定。

優れたAIモデルをつくるには研究や計算資源だけでなく、実際にモデルを改善し続けるエンジニアリング体制が重要であり、強化学習ポストトレーニングなどの技術に投資することでメタのAI能力をさらに高められる可能性があると考えられているのです。

ちなみに、Microsoftでもスーパーインテリジェンスの開発を進める方針を示していることが昨年末、Bloombergで紹介されていました。

中心となっているのはAI部門トップのムスタファ・シュレイマンさんで、AIが人類の役に立つ形で進化するよう「人間中心の超知能」という考え方を掲げています。

もしAIが人類に危険をもたらす兆候があれば、開発を停止する可能性もあると述べており、安全性制御可能性強く意識した開発姿勢を示しているのです。

人工超知能で変わる世界

では、この人工超知能はいつ頃、実現されるのか?

今のところ有力なのが2030年代前半だと言われています。

…もう10年以内

人工超知能は「全知全能に近い能力」と考えられており、単なる計算速度だけでなく、創造性感情の理解複雑な問題解決においても人間を上回ると想定されているのです。

そんな人工超知能は世界に想像を超える大きなインパクトを与えようとしています。

(1)仕事が義務ではなく「選択」に
…人工超知能は、人間の知能を大きく上回るため、ほとんどの知的労働を代替できる可能性がある。
→ベーシックインカムなどの制度が導入。

(2)人類の科学発展が何百年分も加速
…新薬の開発、がん治療、老化の抑制、核融合エネルギー、新素材(レアメタルフリー素材など)など、人間よりも圧倒的に速く研究・発見を行えるため、科学技術が急速に進む。

(3)人間の価値が「能力」から「意味」に移る
…創造、共感、文化、哲学、意味づけなど、人間ならではの能力の探究・開発が求められる。

挙げればキリがないほど、人工超知能は信じられないほど社会を変えていくでしょう。

ちなみに、(1)「仕事が義務ではなく『選択』に」ということで言えば、ユニバーサルベーシックインカムがスタンダードになるかもしれない時代を【noteで毎週6万円もらう未来?】でもお話しさせていただきました。

そうした中、ベストセラー『サピエンス全史』の著者として世界的に有名な歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリさん

「心理的柔軟性」

をキーワードに挙げていらっしゃいます。

こちらは、一言でいうと「一生、自分をつくり変え続ける能力」のこと。

…まず、変化の波が速すぎて精神的に「安定」を求めることが難しくなります…

…そして、頑張って仕事をする毎日から解放され、ベーシックインカムで生活は保証されつつも、何をすべきか見失いアイデンティティを失う人も出てくるでしょう…

…もしかすると、人類史上最大のパラダイムシフトがやってくるのかもしれないのです…

「問う」力を磨く

ハラリさん「心理的柔軟性」を磨く上で、「ヴィパッサナー瞑想」を実践されています。

こちらは、最も古い瞑想修行の一つと言われているのですが、「物事をありのままに見る」ことを目指すというもの。

ハラリさんは、AIが人間の感情をハッキングする時代において

「自分の心の動きを客観視できること」

が最大の防御になると考えているのです。

ハラリさんだけではなく、この「客観的に自分の心を観察する」という習慣は、様々な有識者重要視しています。

人は不安怒りなどの感情が生まれると、その感情に引きずられて行動してしまいがちですが

「今、自分は不安を感じている」
「今、自分はこう考えている」

一歩引いて気づくことで、感情に支配されず冷静に選択できるようになるでしょう。

そして、「自分が大切にしていること」を軸にしながら行動を変えていく

例えば「成長」「挑戦」「貢献」など、自分にとって意味のある価値を理解している人は、環境が変わっても新しい方法を見つけて行動し続けることができるはずです。

そして何より、思考を一つの正解に固定しない習慣も重要でしょう。

物事を「正しい・間違い」「好き・嫌い」の二択で考えるのではなく「別の見方はないか」問い直すことで、視点が広がります。

この姿勢は成長思考(グロースマインドセット)とも深く関係しています。

私もこの「自分に問いかける意識」は、とても重要だと思っているのです。

10年前くらいから、世界でも、日本でも哲学が静かなブームになっていますが、問いの習慣を求めるのは、まさに時代の空気ですね。

ちなみに哲学といえば、安全で信頼できるAIをつくることに熱意を燃やすアメリカのAI研究企業「アンソロピック」では、アマンダ・アスケル博士など哲学者を採用し、AI「倫理」「性格」を形づくる重要な役割を任せています。

そうした人間の努力によって、人とAIが調和する未来になると良いですね😊

まずは、心理的柔軟性を磨きながら、10年後の世界に備えたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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