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首都高・羽田トンネル更新、橋を併設して車線追加 初弾工事は奥村組

日経XTECH / 3/11/2026

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Key Points

  • 首都高速道路の羽田トンネルが老朽化により大規模更新工事に着手。主要構造の中床版の鉄筋が消失するなど劣化が進行。
  • トンネル更新に加え、休止中の羽田可動橋を2車線から3車線に拡張し、トンネルと橋により上下線を分けることで交通容量の増強を図る。
  • 初弾の工事としてトンネルダクト部の改修が決定し、施工は奥村組が担当。車道通行止めなしでコンクリート躯体の断面修復とひび割れ注入を実施する予定。
  • 羽田トンネルは1964年供用開始の全長約300m海底トンネルで、構造目地からの海水浸入が老朽化の主な原因となっている。
  • 今後の入札では価格交渉も行われており、トンネル改修工事の進展が地元交通インフラに影響を与える見込み。
羽田トンネルのダクト部。足元のひび割れたコンクリートが中床版(写真:日経クロステック)
羽田トンネルのダクト部。足元のひび割れたコンクリートが中床版(写真:日経クロステック)
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 海底を通る首都高速道路・羽田トンネルの更新工事がいよいよ始まる。トンネルの大規模な改修に加え、隣接する休止中の羽田可動橋を2車線から3車線に造り替え、上下線をトンネルと橋に分ける計画だ。首都高速道路会社は初弾となるトンネルダクト部改修工事の施工者を奥村組に決め、2026年3月5日に契約を結んだ。

 羽田トンネルは全長約300mで、1964年に供用を開始した。トンネル内は中床版で上下に分かれ、下が車道、上がダクト部となっている。構造目地から海水が浸入し、中床版の鉄筋が消失するなど老朽化が著しい。今回のダクト部改修工事では車道を通行止めにせず、主にダクトの上面や側面に当たるコンクリート躯体で断面修復やひび割れ注入などを実施する。

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入札で決まらず価格交渉

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