AI Navigate

地銀の本店横に協創の場

日経XTECH / 3/14/2026

📰 NewsSignals & Early TrendsIndustry & Market Moves

Key Points

  • JR金沢駅西口の本店ビル隣接地に新たなテナントオフィスビル「Hirooka Terrace」が開業し、地域の協創拠点を目指す。
  • 本店ビル1階エントランスとHirooka Terraceが一体化する設計で、雪や雨を避けつつ通路の利便性を高めている。
  • グリッドデザインのファサードで統一感を持たせ、金沢駅西側エリアのオフィス開発を活性化する点が特徴。
  • CCIグループが運営するこの拠点は、周辺企業・地域住民の交流を促すハブ機能を強調している。

JR金沢駅西口に、北國銀行を傘下に持つCCIグループ(金沢市)のビル「Hirooka Terrace」が開業した。隣接する銀行本店ビルと連携しつつ、金融機関をハブとする地域の新拠点を目指す。

JR金沢駅を望む4階テラス。ラウンジ側は全面開放が可能な引き戸になっている。屋外の空気を感じながら思い思いにくつろげる。テラスの両端に階段があり、駐車場から直接アクセスできる(写真:浅田 美浩)
JR金沢駅を望む4階テラス。ラウンジ側は全面開放が可能な引き戸になっている。屋外の空気を感じながら思い思いにくつろげる。テラスの両端に階段があり、駐車場から直接アクセスできる(写真:浅田 美浩)
[画像のクリックで拡大表示]

 加賀百万石の街、金沢。北陸新幹線の長野─金沢間が2015年に開通して以来、観光地として人気が高まっている。兼六園などの有名スポットが集中するJR金沢駅東側に対し、金沢港に至る西側は、03年1月に県庁が移転した後、新オフィス街として開発が進み始めたエリアだ。

 金沢駅西側で14年に竣工した北國銀行本店ビル。その隣で25年9月、新たに開業したのがテナントオフィスビル「Hirooka Terrace」だ。改札を出てすぐ建物が見える駅前の好立地。グリッドデザインのファサードで統一感を持たせた2つのビルが並ぶ。本店ビル1階のエントランスホールの延長にHirooka Terraceのエントランスが続き、地域住民には雪や雨、日差しを避ける通路として利用されている〔写真1〕。

〔写真1〕隣接する銀行本店ビルと一体化
〔写真1〕隣接する銀行本店ビルと一体化
上の写真は、けやき大通りから見た2つのビル。左手に立つのが北國銀行本店ビル。連続して立つため、統一感のあるファサードとした。下の写真は、Hirooka Terraceへ続く本店ビル1階のエントランスホール(写真:浅田 美浩)
[画像のクリックで拡大表示]

次のページ

半屋外空間を随所に配置

この記事は有料会員限定です