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空の宅配便の試作機、ヤマトと米ヘリ大手が披露

日経XTECH / 3/12/2026

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Key Points

  • Bell Helicopterが電動VTOL機「APT(Autonomous Pod Transport)」の試作機を展示し、ヤマトホールディングスと共同開発している。
  • APTは自律飛行型で、数kgから100kg超の荷物輸送を想定し、2020年代半ばの実用化を目指している。
  • 今回公開された試作機は約10kgの貨物を運搬可能で、さらに約35kg積載の試作機による飛行試験を2019年8月頃に予定している。
  • この技術は宅配便や物流分野の効率化に寄与する可能性があり、空中輸送の新しい形態として注目されている。

 米国の大手ヘリコプターメーカーであるBell Helicopter(ベルヘリコプター)は、電動の垂直離着陸(VTOL)機を航空宇宙分野の展示会「国際航空宇宙展2018東京」(2018年11月28~30日、東京ビッグサイト)に出展した。同社は、2020年代半ばまでに実用化を目標に、宅配便大手であるヤマトホールディングス(YHD)と、数kgから100kgを超えるような荷物を運ぶ自律飛行型の電動VTOL機「APT(Autonomous Pod Transport)」を開発している(関連記事関連ニュースリリース)。

 今回展示していたのはその試作機で、可搬量(ペイロード)は約10kg(約20ポンド)だという。この展示品を飛ばしたことはないものの、「別の機体は既に飛行済み」(説明員)。2019年8月ごろには、可搬量が約35kg(約70ポンド)の試作機による飛行試験を予定している。

ベルヘリコプターのブースに展示された可搬量が約10kgの試作機(撮影:日経 xTECH)
ベルヘリコプターのブースに展示された可搬量が約10kgの試作機(撮影:日経 xTECH)
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