デンソーはEnd-to-End(E2E)自動運転の次世代技術であるVLA(Vision Language Action)モデルを自社開発していることを明らかにした。E2EのAI(人工知能)モデルとこれまで培ったルールベースの安全ソフトウエアなどを組み合わせて信頼性を高め、人の監視がいらない「レベル4」相当の技術の確立を目指す。AI半導体の自社設計にも着手し、E2Eで先行する米Tesla(テスラ)や中国勢を追いかける。
デンソーは2026年3月31日に発表した中期経営計画で、自動運転など知能化技術の開発方針を示した。まず2029年度をめどに一般道での高度な運転支援機能「市街地NOA(Navigate on Autopilot)」の投入を目指す。
その後レベル4相当の技術を開発し、限定条件下で運転者の監視がいらない「レベル3」にも展開できるようにする。デンソー社長の林新之助氏は「高信頼なシステムをデンソーならではの技術で差別化し、価値を高める」との意気込みを示した。レベル3や4の実用化を目指す時期は明らかにしていない。
VLA内製も自前にこだわらず
デンソーはE2EのAIモデルを自社開発している。最高技術責任者(CTO)の武内裕嗣氏は「データを集めながらVLAに取り組んでいる」と話し、E2EモデルとしてVLAモデルの開発に着手したことを明らかにした。
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