ドイツBMWグループは、人工知能(AI)の活用を推進するため、ドイツ・ライプチヒ工場でフィジカルAIを搭載した人型ロボットの試験運用プロジェクトを開始する。自律的動作が可能な人型ロボットを既存の自動車量産工程に組み入れ、電池や部品の生産に応用できるかどうかを検証する。
BMWグループによれば、生産システムのデジタル化には、すでにAIが不可欠な要素となっているという。デジタルツインのバーチャルファクトリーや、自律輸送ソリューションを備えた工場内物流など、多くの生産工程でAIが活用されている。
BMWは、工場でAIを活用する前提条件として、生産システム全体で統一されたデータモデルが必要になると考えている。そのため、様々な生産工程で分断されていたデータ群を統合プラットフォームに組み込む作業を継続的に進めてきた。データの一貫性を確保できれば、デジタルAIエージェントは様々なタスクを自律的に実行できるようになる。また、継続的な学習により新たな応用分野にもAIが活用可能となる。自律的に意思決定できるインテリジェントエージェントの導入は、生産システムにパラダイムシフトをもたらすと見ている。
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