宮城県栗原市で地上2階建ての3Dプリンター住宅が完成した。スタートアップが自社で所有する大型の建設3Dプリンターを計画地に設置。日本初となる多層階住宅の3Dプリントに挑戦して成功し、販売を開始した。
3Dプリンター建築の特徴である外壁の積層痕が地上2階の高さまで積み上がった──。スタートアップの築(KIZUKI、宮城県栗原市)は2025年11月、建物の企画・設計・施工を手掛けるオノコム(東京・千代田)と共同で、日本初の2階建て3Dプリンター住宅「Stealth House(ステルスハウス)」を建設した。発注者は栗原市の地元企業。26年2月時点で住宅の視察依頼が相次いでいる。
円筒形の建物で、高さは約6.3m。延べ面積は約50m2だ。築が購入した海外製の建設3Dプリンターを計画地に持ち込み、モルタルの壁を印刷。それを型枠として用いる鉄筋コンクリート(RC)造とした。
設計・監理・施工はオノコムで、構造設計は構造計画研究所が担った。他にも協賛や協力で国内外の22社が参画している。
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3Dプリンター住宅の量産化を狙って大臣認定を取ら...この記事は有料会員限定です








