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明石海峡大橋に次ぐ国内2位の長大橋建設へ、下関北九州道路の検討本格化

日経XTECH / 3/11/2026

Industry & Market Moves

Key Points

  • 国内で明石海峡大橋に次ぐ2番目の長大吊り橋として下関北九州道路の建設計画が本格化している。
  • 国土交通省は新たに本州・九州連携小委員会を設置し、2026年夏頃に基本方針をまとめる予定である。
  • 下関北九州道路は全長約8km、4車線で整備され、山口県下関市と北九州市を結ぶ新規インフラとなる。
  • 交通の老朽化対策として、現存の関門トンネルと関門橋に加える第3ルートとして期待されている。
  • 都市計画は2025年12月に決定しており、今後の具体的な施工計画や課題整理が進められる見込みである。
下関北九州道路の概要。4車線で整備する予定(出所:国土交通省)
下関北九州道路の概要。4車線で整備する予定(出所:国土交通省)
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 明石海峡大橋に次いで国内2番目の長さとなる吊(つ)り橋で本州と九州を結ぶ「下関北九州道路」の整備に向け、検討が本格化してきた。国土交通省は社会資本整備審議会に「本州・九州連携小委員会」(委員長:羽藤英二・東京大学大学院教授)を設置。2026年3月2日に開いた初会合で、既存の関門トンネルと関門橋の現状や、第3のルートとなる下関北九州道路の整備に向けた課題などを報告した。26年夏ごろに基本方針を取りまとめる予定だ。

 下関北九州道路は山口県下関市彦島の旧彦島有料道路と、北九州市を通る北九州都市高速道路の日明出入り口付近を結ぶ、延長約8kmの4車線道路だ。25年12月23日に都市計画決定された。

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支間長1000m超の吊り橋は今世紀初

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