AI Navigate

日産・ホンダがスポーツHEV、オートサロンで顧客層拡大へ

日経XTECH / 3/15/2026

📰 NewsIndustry & Market MovesModels & Research

Key Points

  • 日産とホンダがスポーツ仕様のHEVを投入し、走行性能を高めてHEV市場の顧客層拡大を狙う。
  • 日産はAura NISMO RS Conceptを発表し、前輪にe-POWERを搭載した4WDで運動性能を向上させ、今後の市販化やスーパー耐久シリーズ参戦を検討。
  • EVシフトの勢いが緩むとの見方の中、HEVの重要性が高まると分析され、先行するトヨタを追いかける展開になる。
  • 東京オートサロン2026での展示を通じてブランド認知と新規顧客獲得を狙う戦略的場となっている。

 燃費が重視されるハイブリッド車(HEV)で、日産自動車やホンダが走行性能を高めたスポーツ仕様車を今後投入する。カスタムカー(改造車)の展示会「東京オートサロン2026」(2026年1月9~11日、幕張メッセ)でHEVのスポーツ仕様車を発表した。電気自動車(EV)シフトが減速しHEVの重要性が高まる。HEVの客層を広げ、先行するトヨタ自動車を追いかける。

 日産はHEVのコンセプト車「オーラNISMO RS コンセプト」を発表した(図1)。小型車「オーラ NISMO」の車体をベースに日産独自のシリーズ式のHEV機構「e-POWER(イーパワー)」を前輪側に搭載し、後輪側にモーター1基を使用する四輪駆動(4WD)車とした。出力を高めることで運動性能を向上させる。今後の市販化や「スーパー耐久シリーズ」への参戦を検討している。

図1 日産が展示したコンセプト車「オーラNISMO RS コンセプト」
図1 日産が展示したコンセプト車「オーラNISMO RS コンセプト」
ベース車から全幅を拡大し空力部品を追加したことでスポーティーなデザインとした(写真:日経Automotive)
[画像のクリックで拡大表示]

次のページ

開発を手掛ける子会社の日産モータースポーツ&カス...

この記事は有料会員限定です