11社が供給した機械式立体駐車場の屋根の仕様が、国土交通大臣認定に適合していなかった問題が波紋を呼んでいる。折板屋根を梁(はり)に留める部材が認定仕様よりも薄く、取り付け方法にも不備があった。梁の一部が耐火被覆されていない事例もあった。対象は調査中の物件も含めて4387棟に上る。
国交省住宅局建築指導課建築安全調査室の畑中良介課長補佐は、「事業者は大臣認定制度への理解を深めてほしい。(不適合が続けば)制度自体が危うくなる」と懸念する。
国交省に不適合を報告したのはIHI運搬機械(東京・中央)、日精(東京・港)、日本コンベヤ(東京・千代田)、富士変速機(岐阜市)、ダイコー(東京・港)、日本ケーブル(東京・千代田)、三菱重工機械システム(神戸市)、日成ビルド工業(金沢市)、JFEテクノス(横浜市)、ダイフク、フジテックの11社。
2025年11月5日以降、各社が国交省に報告。同省が26年2月24日に各社の調査結果をまとめて発表した。
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