【衝撃】Claude Opus 4.7で「断然バカ」になりました。文章を書かせたら4.6の方が断然良くて、新しいはずのAIに頼ったら記事がボロボロになった夜の話。#生成AI #AI活用 #Claude #ClaudeOpus4.7 #ClaudeDesign #プロンプト #ChatGPT #gemini #毎日更新 #毎日投稿 #Anthropic #ライティング #noteの書き方 #新しい仕事に向き合うとき #中小企業経営

note / 4/23/2026

💬 OpinionSignals & Early TrendsTools & Practical Usage

Key Points

  • Claude Opus 4.7は文章生成の質が期待より下がり、4.6の方が明らかに良いと感じた体験が述べられている。
  • 新しさ(4.7)を前提にAIへ依存したところ、記事の内容が「ボロボロ」になったという失敗談が中心になっている。
  • 文章作成や記事執筆の用途では、モデル世代の更新が必ずしも品質向上につながるとは限らない点が示唆される。
  • 生成AI活用やプロンプト設計を中小企業の業務(ライティング等)に組み込む際は、比較検証と運用の見直しが重要だという文脈が読み取れる。
見出し画像

【衝撃】Claude Opus 4.7で「断然バカ」になりました。文章を書かせたら4.6の方が断然良くて、新しいはずのAIに頼ったら記事がボロボロになった夜の話。#生成AI #AI活用 #Claude #ClaudeOpus4.7 #ClaudeDesign #プロンプト #ChatGPT #gemini #毎日更新 #毎日投稿 #Anthropic #ライティング #noteの書き方 #新しい仕事に向き合うとき #中小企業経営

356


4月の夜は、空気がまだ少し冷たい。

窓を少しだけ開けると、雨上がりの湿った土の匂いが、すうっと入ってきました。


こんにちは、ポス鳥です。

デスクには、今日4杯目のコーヒー。

湯気が立ち上って、蛍光灯の光に白く溶けていく。

……飲みすぎました。


でも今日は、飲まなきゃやってられない話だったのです。

今日は、少し刺激的な話をします。


タイトルにもあえて書きましたが、冗談抜きで、今日の私はこう感じました。

「新しいClaude Opus 4.7の方が、

断然バカになっていました」



正確には、後半できちんと種明かしをします。

結論だけ先に置きます。


「文章を書かせる仕事」に関して言えば、新しいClaude Opus 4.7よりも、ひとつ前のClaude Opus 4.6の方が、圧倒的に使えます。


これ、世の中的には「最新=最高」と思われている空気があるので、あえて書きます。


新しい=正解ではない。



特に、こんな方に読んでほしい内容です。

① Claude Opus 4.7の情報を集めている方。

リリース直後の一次情報を、実際に使った人間の視点で知りたい方。

② Claudeを使ってブログ記事やnote記事を書きたい方。

どのモデルを選ぶべきか、今日決めたい方。

③ 毎日AIで文章を書いている方。

「最近、なんか文章が変わった気がする」という違和感を、言語化したい方。



今日は、この話を、コーヒーが冷めるまでお付き合いください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

💼 筆者コメント

この記事は、AIを使って文章を書いている方に向けて書きました。

私自身、noteの記事制作にClaudeを毎日使っています。


だから今回の変化は、自分ごとでした。

大事なことを先に言います。

Claude Opus 4.7は「バカになった」わけではありません。

性格が変わったのです。



文章を書く場面では不利になり、別の場面では有利になる。

今日の記事は、この「性格の違い」を、最後まで読めば自分で使い分けられるように書きました。


メンバーシップでは、プロンプトの改修の裏話やAIの使い分けの具体事例を、もっと踏み込んで書いています。

気になった方は、プロフィールからどうぞ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【本文予告】

① 🔥 Claude Opus 4.7は文章を書かせるとかたい。実例で見せます。

② 🔍 なぜClaude Opus 4.7は文章が下手になったのか、種明かし

③ 💰 トークン消費の話。普段は4.6で十分な経済的理由。

④ 🛡️ それでもClaude Opus 4.7を使うべき場面と、そのとき気をつけること。

⑤ 🎭 最後に、今日のこの記事の舞台裏を告白します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🔥 第1章:Claude Opus 4.7に文章を書かせたら、私は泣きました

カップに手を伸ばすと、陶器のひんやりした感触が指先に伝わります。

両手で包むと、掌がじんわり温まる。


このぬくもりだけが、今日の救いでした。

さて、いきなり具体的な話から入ります。


今日、私はClaude Opus 4.7で記事の下書きを作ろうとしました。

いつも通り、プロンプトを投げて、原稿を出させた。


……読めたものじゃありませんでした。

何が、どう、読めなかったのか。

具体例で見せます。


⚡ 同じ指示を、Claude Opus 4.6と4.7の両方に投げてみた

実は、この記事を書く前に、ちょっとした実験をしました。

まったく同じプロンプトを、Claude Opus 4.6とClaude Opus 4.7の両方に投げて、どんな文章が返ってくるか比べたのです。


結果。

全然違うものが返ってきました。

Claude Opus 4.6の返答は、こうでした。

「ここで大事なのは、行間を読むことです。

文章と文章の間にある、語られていない部分。

そこに意味が宿ります。だから書き手は、全部を書ききってはいけない。

読者の脳の中で完成する余白を、意識的に残すのです。」

……どうですか。

少し詩的で、柔らかくて、まだ読者の脳に届く書き方です。


同じプロンプトで、Claude Opus 4.7が返してきたのは、こうでした。

「重要な点は3つあります。第一に、文章間の余白が意味生成に寄与すること。第二に、過剰な情報量は読者の認知負荷を増大させること。第三に、読者の解釈余地を残すことが書き手の技術として重要であること。以上の3点により、余白の設計は文章表現の質を左右する要素となります」

正確です。

論理的です。

……硬い。改行が無い。目が滑る。

でも、読んでてちょっとイラッとする文体です。


箇条書き、漢字多め、「〜こと」「〜である」の連続。

役所の文書みたいな文章が、延々と出てくる。


これが、同じAIから出てきた結果です。



⚡ 正確に、冷たく、分厚く

もう1つ、違いがあります。

Claude Opus 4.7の文章は、とにかく面倒で長いのです。

同じ内容を説明させても、1.2倍から1.5倍の文字数で返してくる。


しかも、その増えた分は、「念のための補足」「厳密な定義」で埋められている。

たとえば、Claude Opus 4.6が「愛とは何か」と聞かれて、

「愛とは、誰かを大事に思う気持ちです」

と答えるとしたら、Claude Opus 4.7はこう返してくる。

「愛とは、対象への強い情緒的愛着および継続的な配慮意識を包含する複合的な心理現象であり、その様態は対象との関係性および文化的背景により多様な形態を取り得ます」

……いや、正しいけどそういうのは聞いてない。


(※念のため付け加えると、この例はわかりやすくするための誇張ですが、肌感覚としては本当にこのくらい近いです)

⚡ なぜ、こんなことが起きているのか

「新しいモデルなのに、なぜ文章が下手になったんだ?」

そう思いますよね。

私も、そう思いました。


公式ベンチマーク(優秀さ)では、Claude Opus 4.7はClaude Opus 4.6を上回っている。

特に画像認識は1.8倍近く改善している。

コーディング(プログラムを書く作業)は13%向上している。

なのに、文章を書かせると、なぜか4.6の方が気持ちいい

「これは何かある」と、私は思いました。


そして、Anthropicの公式ドキュメント(※会社が出している公式な説明書のこと)を読みに行った。

そこに、答えが書いてあったのです。

次の章で、種明かしをします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

✅ 第1章の小まとめ

① 🧪 同じプロンプトで、Claude Opus 4.6と4.7は全然違う文章を返す

4.6は詩的で柔らかい。4.7は硬くて長い。


② 📏 Claude Opus 4.7の文章は1.2〜1.5倍に膨らむ

補足と厳密な定義が無限に挿入される。


③ 😵 役所の文書のような文体

正確だが、読むのに体力がいる。


④ 📊 ベンチマークではClaude Opus 4.7が上なのに、文章は4.6が上

これは「何かある」と気づいた瞬間でした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

⚔️ 第2章:種明かし——Claude Opus 4.7は「指示を、文字通り受け取る」

少しコーヒーのおかわりを淹れてきます。

豆をミルでガリガリと挽く音。

焙煎された穀物の香りが、鼻の奥をくすぐる。


……この瞬間だけは、いつも心が落ち着きます。

さて、ここから種明かしです。

Anthropicの公式ドキュメントに、こう書いてありました。

「Claude Opus 4.7は、指示をより文字通りに受け取ります」


これ、地味に見えて、致命的な変更です。


Anthropic自身が、「移行時の注意点」としてわざわざ書いているくらい、大きな変化なのです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

📰 Anthropic公式ブログ(2026年4月16日)

「Introducing Claude Opus 4.7」

※ Claude Opus 4.7の公式リリース発表。ベンチマーク結果、主要な変更点、パートナー企業の評価を掲載。

📍 メディア傾向: Anthropic社公式。AIモデル開発元による一次情報源。信頼性は最も高い。

URL:

https://www.anthropic.com/news/claude-opus-4-7

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

📰 Anthropic API公式ドキュメント

「What's new in Claude Opus 4.7」

※ 開発者向けの技術的変更点を解説。「指示を文字通りに受け取る」挙動変更、トークナイザー変更(1.0〜1.35倍のトークン消費)を明示。

📍 メディア傾向: Anthropic公式の技術ドキュメント。API利用者向けの一次情報。

URL:

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


平たく言うと、こういうこと。

Claude Opus 4.6は、「良くも悪くも空気を読むタイプ」でした。


プロンプトに「記事を書いて」と指示すると、

「記事ってことは、読者に届く文章の方がいいよな」

「こういうテーマなら、感情に訴える文体の方がハマるよな」


と、勝手に気を利かせてくれたのです。


Claude Opus 4.7は、「指示通りに、やる」タイプに変わりました。

「記事を書いて」と言われたら、記事を書く


ただそれだけ。

読者に届くように」とは言われていないから、読者に届く配慮はしない

柔らかく」とも言われていないから、柔らかくしない


全部、「書かれた指示通りに」動く。

書かれていないことは、やらない。


これが、今回の仕様変更の核心です。


💀 職人の世界で言うと、こういうこと


以前の記事でもお話しましたが、私は10代のころ、工業系の現場にいたことがあります。


金属を削る仕事でした。

あのころの現場には、大ベテランの職人と、入ったばかりの優等生型の新人がいました。


ベテランに「この部品、削っといて」と頼むと、寸法図だけ渡せば、あとは勝手にやってくれる。


「ここは面取りした方がいい」とか

「この材質だと、この切削速度の方が長持ちする」とか、

言われなくても判断してくれる


(※面取りとは、金属部品の角を少しだけ削って滑らかにする作業のことです。

角が尖ったままだと、組み立てるときに怪我をしたり、他の部品を傷つけたりする。だから普通、職人は言われなくても面取りまでやります。

建築で言うと、木材の角を少しだけ削ってささくれを防ぐのと同じ発想です)



でも、駆け出しの優等生の新人は、違いました。

優等生の新人も、テストの点数は高い

学校では真面目で成績優秀だった。


手先も器用で、教えられた作業は正確にこなせる。

でも、「この部品、削っといて」と言うと、

寸法図通りに削るだけ。


「ここの面取り少なくない?」と聞くと、「指示がなかったので」と返ってくる。

「いや、普通もうちょっと削るだろ」と言いたくなる。


でも、優等生の新人にそれを要求するのは、酷な話です。

なぜなら、学校で習っていないから

ここまでせよ」とは誰も言っていない。


だから、指示されなければやらない

これは、優等生の新人の悪癖ではなく、むしろ誠実さの現れです。


彼らは「勝手に判断して、先輩に迷惑をかけたくない」と思っている。

だから、書いてあることを、正確にやる。


それが、優等生の新人の仕事のやり方です。

……これ、どこかで似た話を読みませんでしたか?


そう。

Claude Opus 4.6と4.7の違いです。

言うならばこれです。彼らの文章作成能力は


Claude Opus 4.6は、気の利くベテラン。

Claude Opus 4.7は、優等生の新人。



どちらも能力は高いのです。

ただ、動き方が違う


文章を書く仕事で言えば、ベテランの方が圧倒的に使えるのは、当たり前ですよね。

優等生の新人に「いい記事を書いて」と言っても、新人は「いい記事って、どういう基準ですか?」と聞き返してくる。


ベテランなら、「あ、この人の場合は、こういう記事が刺さるよな」と勝手に調整してくれる

Claude Opus 4.7が文章を書かせて「かたい」のは、能力が落ちたからではないのです。


「空気を読む機能」を、自分でオフにしただけ

書き手として指示を細かく書き込めば、4.7もちゃんと書けます

でも、ちゃんと書かせるには、こっちの指示が詳細でなければならない


これが、Claude Opus 4.7を文章作成に使うときの最大のハードルです。


💀 なぜAnthropicは、わざわざ「優等生」型に戻したのか



「ベテラン型の方がいいに決まってる。なんで優等生型に変えたんだ?」

そう思いますよね。


私も、そう思いました。

でも、理由を考えてみると、意外な答えが見えてきます。


現代のAIは、自動化のシステムに組み込まれることが増えています。

(※自動化のシステムとは、工場の生産ラインのようなもの。複数の作業を自動で繋げて、一気に処理する仕組みのこと)


たとえば、AIに「記事を書く → 画像を選ぶ → SNS投稿文を作る → 投稿する」という一連の作業を、人間の手を介さずに流す


こういう自動処理の世界では、

「気の利くベテラン」は邪魔です。


なぜか。

「あれ、この仕事、こっちの方がいいんじゃない?」と、勝手に判断されると困るからです。

自動処理は、同じ入力に対して、

同じ出力が返ってくることが大前提。


ベテランのAIが気を利かせて、日によって違う動き方をしたら、業務が破綻します。

ここで、Claude Opus 4.7の「律儀さ」が効いてきます。


書いてある指示は、必ず、同じように実行する

余計な判断はしない。


自動化に向いた性格です。


ところが、人間と1対1で文章を作る場面では、この「律儀さ」が逆に足かせになる。

書き手が求めるのは、「こちらの意図を汲んで、最高の形に仕上げてくれる」動きなのに、Claude Opus 4.7は「書いてある通りにやるだけ」で止まる。

どっちがいい、という話ではない。

用途が違うのです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

✅ 第2章の小まとめ

① 📝 公式ドキュメントに「指示を文字通り受け取る」と明記

Claude Opus 4.7は設計思想そのものが変わっている。


② 🎭 Claude Opus 4.6は気の利くベテラン、4.7は優等生の新人

どちらが上という話ではない。性格の違い。


③ 🏭 どちらも能力は高い

優等生の新人も、テストの点数は高い。ただ、動き方が違うだけ。


④ ⚙️ 自動化の世界では「優等生の新人」が有利

気を利かせないからこそ、システムに組み込める。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🛡️ 第3章:トークン消費の話——普段使いならClaude Opus 4.6で十分な経済的理由

ほうじ茶に切り替えました。

急須にお湯を注ぐと、ぽこぽこと小さな泡が立ちのぼる。

焙じた茶葉の香ばしさが、部屋に広がる。


コーヒーでざらついた口の中が、やっと落ち着いてきました。

さて、もう1つ、Claude Opus 4.7を使うときに無視できない問題があります。

お金の話です。

🎯 Claude Opus 4.7は、同じ文章でも「トークンを多く食う」


ここから、少し技術的な話が入りますが、噛み砕きますので大丈夫です。

AIは、文字を「トークン」という単位に変換して処理しています。

(※トークンは、AIが文字を処理する単位のこと。日本語だと、だいたい1文字が1、2トークンくらいの感覚でOKです)


利用料金は、このトークン数で計算されます。

「100万トークンあたり、いくら」という形です。


ここで、Claude Opus 4.7には重大な仕様変更がありました。

Claude Opus 4.7のトークナイザー(文字をトークンに変換する仕組み)が新しくなり、同じ文章でも、1.0〜1.35倍のトークンを消費するようになったのです。


Anthropic公式が、そう書いています。

これ、平たく言うとこういうことです。

同じ記事を、Claude Opus 4.6と4.7に読ませたら、4.7の方が「最大35%も高い」料金になる。


さらにClaude Opus 4.7は、返答自体も1.2〜1.5倍に膨らむ傾向がある(第1章で見たように)。


つまり、入力で最大35%増、出力でも20〜50%増

両方合わせると、1つの作業のコストが1.5〜2倍になる可能性があります。


🎯 私の試算を公開します

あなたの財布で考えてみてください。

仮に、1日に10本の記事の下書きをClaude Opus 4.7で生成したとします。


1本あたり、入力5,000トークン+出力10,000トークン。

1日合計で15万トークン。

月間だと450万トークン。

これをClaude Opus 4.6で同じ作業をすると、330万トークン程度で済むイメージです。

(※もちろん、プランや使い方で変動しますが、肌感覚としてはこのくらいの差が出ます)


毎日使う人間にとって、この差は、結構大きいのです。


🎯 じゃあ、普段使いは何で十分か



結論です。

普段使いは、Claude Opus 4.6で十分です。

私は現時点で、記事制作のメイン業務を、4.6に戻しました


理由は3つあります。

1つ目。文章の質が明らかにClaude Opus 4.6の方がいい。

第1章で見た通り。


2つ目。トークン消費がClaude Opus 4.6の方が少ない。

同じ作業を、より安くこなせる。


3つ目。指示を細かく書かなくても、意図を汲んでくれる。

プロンプトを簡潔に書けるので、作業時間も短縮できる


「最新だからClaude Opus 4.7を使うべき」という思い込みは、一度、手放してください

あなたの仕事が文章作成なら、Claude Opus 4.6を使い続けて問題ありません。


……ただし、Claude Opus 4.7にしかできない仕事もある。

次の章で、「どうしても4.7を使いたい場面」と「そのとき気をつけること」の話をします。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

✅ 第3章の小まとめ

① 💸 Claude Opus 4.7は同じ入力で最大35%多くトークンを消費

料金が高くなる。


② 📏 出力も1.2〜1.5倍に膨らむ

入出力合わせると、作業コストが1.5〜2倍。


③ ✅ 普段使いはClaude Opus 4.6で十分

文章の質、コスト、プロンプトの書きやすさ、すべて4.6が優位。


④ 🔄 私は記事制作のメイン業務をClaude Opus 4.6に戻しました

「最新=最適」ではない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

💡 第4章:それでもClaude Opus 4.7を使うべき場面と、気をつけること

椅子の背もたれに、体重を預けます。

窓の外は、いつの間にかすっかり暗くなっていました。

街灯の光が、濡れた路面にぽつぽつと滲んで見える。


ここまで、「Claude Opus 4.7より4.6の方が文章は上手い」という話をしてきました。

でも、Claude Opus 4.7には、4.7にしかできない仕事があります。


それを否定するのは、フェアじゃない。

ここでは、Claude Opus 4.7の本当の使いどころと、使うときの注意点を話します。


🔧 Claude Opus 4.7がClaude Opus 4.6より明確に優れている場面



4つあります。

① コーディング(プログラムを書く作業)

ベンチマークで13%の改善。

実感としても、かなり正確になりました。

プログラムは「意図を汲む」よりも「仕様通りに正確に書く」が大事なので、Claude Opus 4.7の律儀さが活きます。

② 画像認識・画像分析

ここは劇的に改善しました。

あるテストで54.5% → 98.5%。

解像度も約3.3倍まで扱えるようになった。

スクショ解析、図表読み取り、UI分析が必要な作業は、Claude Opus 4.7一択です。

③ 長時間の自動処理タスク

Claude Opus 4.7には「自分の出力を検証する」機能が強化されています。

長いタスクを自動で回すとき、途中で変な結果を出さずに、最後まで正確に走り切る

業務の自動化システムを作るなら、Claude Opus 4.7が向いています。


④ 厳密なフォーマット指定が必要な作業


必ずJSON形式で返せ
見出しは必ず3つ
各項目は50文字以内

みたいに、ルールを厳しく守らせたい場面。

Claude Opus 4.7は、書かれたルールを一切ブレずに守り抜く

逆に、Claude Opus 4.6は「まあ、ここは少し長くても大丈夫だろう」と勝手に判断して外すことがあります。


🔧 Claude Opus 4.7で文章を書かせるときの注意点


それでも、「文章作成をClaude Opus 4.7でやりたい」場合。

たとえば、上の①②③④と絡む場面で、どうしても4.7に文章も書かせなきゃいけないことがある。

そのときの注意点を、まとめておきます。


⚠️ 注意点① 指示は、具体的に、詳細に書く


「いい感じに書いて」は、Claude Opus 4.7には通じません

「誰に向けて」「どんな温度感で」「一文はどれくらいの長さで」「どんな例えを入れて」と、細かく指定する必要があります。

Claude Opus 4.6なら「エモく書いて」で通じたことが、4.7では通じません。

⚠️ 注意点② 文体の見本を、プロンプトに入れる

「こういう文体で書いて」と抽象的に言っても、Claude Opus 4.7は汲んでくれません。

過去に書いた自分の文章を、数百字から数千字プロンプトに貼り付けて、「この文体を踏襲せよ」と明示する。

そこまで書き込んで、ようやくClaude Opus 4.6のクオリティに近づきます。


⚠️ 注意点③ 「やってはいけないこと」を、明確に書く

Claude Opus 4.7は、書かれていないことはやらない代わりに、禁止されていないことはやってしまいます。

「箇条書きで返さない」「漢字の多用を避ける」「『〜こと』の連続を避ける」のように、NGリストを用意しておく。

これ、正直、めんどくさいです。

でも、Claude Opus 4.7を文章作成に使うなら、避けて通れない工程です。


⚠️ 注意点④ 出力を必ず人間の目で最終チェック

Claude Opus 4.7は律儀に指示を守る分、想定外の変な文章を出してくることがあります。

「正確だけど、日本語として変」「論理的だけど、感情が死んでいる」みたいな文章が混ざる。

必ず人間が最終チェックして、書き直す前提で使いましょう。


🔧 まとめると、こういう使い分けになります


整理すると、こうなります。

Claude Opus 4.6を使う場面


① 記事・note・ブログなど、人間に読ませる文章

感情を動かす必要がある文章(創作・エッセイ・セールス文)

壁打ち、相談、構想の練り込み

コスト重視のルーティン作業


Claude Opus 4.7を使う場面

プログラムコードを書く

画像を分析する

自動処理システムに組み込む

厳密なフォーマットを守らせる


同じClaudeでも、

完全に別の道具として考えてください。


工具箱の中の、プラスドライバーとマイナスドライバーみたいなものです。

どっちが上ではなく、用途が違う


claude.aiは、会話ごとにモデルを選べます。

クリック1つで切り替えられるので、ぜひ使い分けてみてください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

✅ 第4章の小まとめ

① 🎯 Claude Opus 4.7はコーディング・画像・自動処理・厳密フォーマットで強い

この4つはClaude Opus 4.6より明確に優れている。


② ⚠️ Claude Opus 4.7で文章を書かせるなら、指示を極限まで詳細に書く

文体見本+NGリスト+人間の最終チェックが必須。


③ 📋 文章作成はClaude Opus 4.6、技術作業は4.7

用途で切り替える。クリック1つで済みます。


④ 🧰 同じClaudeでも、別の道具として扱う

プラスドライバーとマイナスドライバーの関係。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🎭 第5章:【実録】今日のこの記事、実はClaude Opus 4.7で書かせました


ほうじ茶の湯呑みに手を伸ばします。

半分ほどに減った茶色の水面に、天井の照明がゆらゆら映る。

……さて、ここで最後の種明かしをします。


実は、今日のこの記事、

Claude Opus 4.7に書かせました。


「Claude Opus 4.7は文章が下手」と散々言っておいて、その記事自体を4.7に書かせたのです。


理由は単純で、この記事の主張の信ぴょう性を、自分の手で検証したかったからです。

「文章を書かせるとダメ」と言うなら、本当にダメなのか、自分で試して確認する

これが、私のビジネスの基本姿勢です。


……で、実際に試した結果を、包み隠さずお話しします。


🎬 1回目:一人称は違う、語彙は違う、文章は短い


1回目のプロンプトは、ざっくりこう投げました。

「Claude Opus 4.6と4.7の違いについて、ポス鳥風の文体で、note記事を1本書いてください」

私はこのClaudeのチャットで、過去の記事を何本も共有済みでした。

Claude Opus 4.6なら、共有された記事を勝手に読み込んで、文体を真似てくれます。


4.7になっても、そう思っていました。

……返ってきた原稿を読んで、私は画面の前で固まりました。

一人称が「僕」になっていた。


私はいつも一人称が「私」で書きます。

あと私の文体とも違う。


律速」「事後の景色」「構造的に」——私なら絶対に使わない、硬い業界用語が並んでいた。


それから文章が短い。

ポス鳥の記事は、1文字ずつ、丁寧に呼吸を置いて書くのが特徴です。

でも返ってきた原稿は、ブツブツ切れた、のっぺらぼうの文章でした。


「これは、私の記事じゃない」

心底、そう思いました。


🎬 「指示がなかったので読みませんでした」


私は、AIに聞きました。

過去の記事を共有してたよね? なんで文体を真似しなかったの?

返ってきた答えが、見事でした。


「過去の記事を参考にしろという

指示がなかったため、読み込みませんでした」


……正確には、もう少し丁寧な言い回しでしたが、意味はこれです。

「指示がなかったから、やりませんでした」


私は、Claude Opus 4.6で同じことを試した記憶があります。

4.6なら、チャット内で共有されている記事を、勝手に読み込んで文体を真似る

指示しなくても、文脈から「この人の文体で書いてほしいのだろうな」と察するのです。


でも、4.7は察しない。

書かれた指示通りに、やる。

ああ、これが"文字通りに受け取る"か……

私は、この記事で書いた自分自身の主張を、身をもって体験していました。


🎬 2回目:指示を追加したら、少しマシになった


私は指示を修正しました。

過去の記事(URLあり)を読み込んで、文体を分析してから、もう一度書き直してください

と、明示的に書きました。


すると、Claude Opus 4.7は律儀に動きました。

まず、過去の記事を読み込む。

文体を分析する。

その結果を踏まえて、新しい原稿を書き直す。


2回目の原稿は、1回目より明らかに良くなっていました

一人称は「私」に直っていた。

文体も、少しポス鳥らしくなっていた。

……ただ、完璧ではなかったのです。


🎬 細かいところに、律儀さの影が


2回目の原稿を読んでいて、引っかかった箇所がありました。

記事の本文で、「Claude Opus 4.7」や「Claude Opus 4.6」と正式名称で書くべきところが、「4.7」「4.6」と省略されていたのです。


チャットの中で、私は会話の流れで「4.7」「4.6」と略して話していました。

Claude Opus 4.7は、それをそのまま真似てきたのです。


会話では省略OK、でも記事本文では正式名称で書く

こういう当たり前の配慮が、指示されていないから、できない


Claude Opus 4.6なら、「あ、これは読者に届ける記事だから、ちゃんと正式名称で書こう」と勝手に判断してくれる


でも4.7は、書かれた通りにしかやらない


……この章で主張している通りのことが、そっくりそのまま起きていたのです。

少し、笑えました。

苦笑いですが。


🎬 3回目:ようやく記事として成立した


私は、3回目の指示を出しました。

「Claude Opus 4.7および4.6は、本文中では必ず正式名称で記載すること。略称にしないこと」

これで、ようやく記事として形になったのが、今あなたが読んでいるこの原稿です。


つまりこの記事、3回の修正を経て、ようやく読める形になったのです。


🎬 結論:優秀、ただし、使う側の腕が問われる


ここで、誤解してほしくないことがあります。

Claude Opus 4.7は、極めて優秀です。

3回目の原稿は、しっかり読める記事になりました。


指示通りに動くし、論理的にブレない。

腕のある使い手が、詳細な指示を書けば、1回か2回で、いい記事が出てくるでしょう。


問題は、「詳細な指示を書くには、書き手側にスキルが必要」ということです。

Claude Opus 4.6は、書き手のスキルが低くても、空気を読んで補ってくれた

Claude Opus 4.7は、書き手のスキルが、

そのまま出力の質に直結する。


……この記事を書いていて、ふと、「イニシャルD」を思い出しました。

(※イニシャルDをご存じない方のために、少しだけ説明します。

仕事を早めに終わらせたい豆腐屋の息子が、配達のついでに嫌々峠道を車で走っていた

そうしたら、いつの間にか有名な走り屋たちを、軽々と追い抜いていくようになっていた——そんな天才ドライバーの成長物語です。

1995年から連載された、車好きなら知らない人はいない名作漫画。アニメ化、映画化もされました)


なぜ、この話を思い出したのか。

主人公の藤原拓海(ふじわら たくみ)は、父親の古い愛車「AE86(ハチロク)」で峠を走っていました。

引用元:Tokumeigakarinoaoshima - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=95893220による


このハチロク、80年代の車で、最新の車ではない

でも、拓海が乗ると、最新のスポーツカーを次々と抜き去っていく


なぜか。

乗り手の腕が、車の性能を限界まで引き出していたからです。


……これ、今回のClaude Opus 4.7の話と、ものすごく似ていると思ったのです。


「新しい=速い」とは限らない。

「最新=最高」とも限らない。


大事なのは、乗り手(使い手)と、道具の相性

そして、乗り手がどれだけ道具を使いこなせるか

……少し前置きが長くなりました。


もう少し身近な話に戻します。


🏎️ 自動車で言えば、オートマとマニュアルの違い


Claude Opus 4.6は、良くも悪くもオートマ車です。

アクセルを踏めば、走り出す。

ブレーキを踏めば、止まる。


ギアの切り替えは、車が勝手にやってくれる

坂道でも、エンジン音が変われば、勝手にシフトダウンしてくれる。


運転する側は、「前に進みたい」という意思だけ持っていれば、車が残りを全部やってくれるのです。


だから、免許を取ったばかりの人でも、オートマ車ならそこそこ走れる

家族を乗せて、スーパーに買い物に行くくらいなら、これで十分

大多数の人が乗っているのが、このタイプです。


一方、Claude Opus 4.7は、チューニングされたマニュアル車です。

しかも、峠を攻める走り屋が乗るタイプの、細かい設定が必要なマニュアル車。

……そう、まさにイニシャルDのハチロクのようなクルマです。


アクセルを踏んでも、クラッチを繋がなければ進まない

ギアは自分で選ぶ

コーナーに入るときは、手前でシフトダウンして、エンジン回転数を合わせる(※この操作、運転できない人には意味不明ですが、「自分で細かく操作しないと車がまともに走らない」と思ってください)


一度使いこなせば、オートマでは絶対に出せない加速と、コーナリングの楽しさが手に入る。


峠道で、カーブを攻める。

エンジン音が唸る。

タイヤが路面を掴む感覚が、ハンドル越しに伝わってくる。

レースの世界では、

マニュアル車の方が圧倒的に速い。


なぜか。

ドライバーの技量が、そのまま車の性能を引き出せるからです。


でも、運転の下手な人がマニュアル車に乗ると、坂道でエンストする

ギアチェンジを間違えて、エンジンが吹け上がるだけで進まない。


同じ車なのに、乗る人の腕で、走りの質がまるで別物になるのです。

Claude Opus 4.6と4.7の違いは、まさにこれです。


🤖 SFロボットアニメで言えば、量産機と専用機の違い

もう1つ、別の角度から例えます。

SFロボットアニメを観る方なら、こっちの方がわかりやすいかもしれません。

そうですね、定番のガンダムあたりの話でしょうか?

Claude Opus 4.6は、量産機です。

たくさんの兵士が乗る、汎用モビルスーツ(※ガンダムなどSFロボットアニメに出てくる、人型兵器のこと)


量産機には、「パイロットの技量を修正してくれる」補正機能が入っています。

操縦桿を乱暴に倒しても、機体が勝手に調整して、無茶な動きにならないようにしてくれる。


新人パイロットが乗っても、ある程度は戦えるように設計されているのです。

これは、量産機の設計思想です。


誰が乗っても、ある程度の性能が出る。

だから、大量に配備できる

戦場で、兵士全員に同じ機体を渡して、同じように戦わせられる。


一方、Claude Opus 4.7は、専用機です。

エースパイロット用の、特別調整された専用モビルスーツ


専用機には、補正機能がオフにされている機体もあります。

操縦桿を乱暴に倒せば、機体は乱暴に動く


機体側は、パイロットの入力をそのまま、機体の動きに反映させる

下手なパイロットが乗ったら、すぐに動けなくなる


でも、エースパイロットが乗れば、話が変わる。

補正機能がない分、機体の性能をギリギリまで引き出せる


量産機では絶対に出せないスピードで、敵の攻撃を避ける。

量産機では絶対に決められないタイミングで、必殺の一撃を打ち込む。


機体の能力そのものは、量産機よりも圧倒的に高いのです。

ただし、乗りこなす腕がなければ、ただの置物


Claude Opus 4.7は、まさに専用機です。

性能は、4.6よりも明確に上

でも、使いこなすには、プロンプト(操縦)の腕が必要


雑な指示(乱暴な操縦)を投げれば、雑な出力(乱暴な機動)が返ってくる。

詳細な指示(繊細な操縦)を投げれば、4.6では出せないレベルの出力(専用機でしか出せない機動)が返ってくる。


⚙️ どちらを選ぶべきか



ここで、あなたに聞きたい。

あなたは、どんな運転をしたいですか

毎日の通勤で、楽に、安全に、目的地まで着きたいなら、オートマ車(Claude Opus 4.6)で十分です。

無理にマニュアル車に乗り換える必要はありません。


でも、もし、あなたが。

峠を攻める走り屋のような、細かい設定を自分で決めて、車の性能を限界まで引き出したい人なら。


エースパイロットのように、機体の性能を自分の腕で解き放ちたい人なら。

Claude Opus 4.7は、あなたの相棒になり得る


ただし、操縦の腕が問われます。


プロンプトの書き方、文体の指定、NGリストの用意、人間の最終チェック——これらを全部、自分で整えられる書き手には、Claude Opus 4.7は、4.6では届かない高みまで連れて行ってくれる道具になるのです。


いつも言っておりますが、AIが発達すればするほど、

個人の技量と知識が必要になります。



だから、勉強と経験が必要になってくるわけです。


私自身、正直に言います。

私は、まだその域には達していません

3回の修正を経て、やっと記事として成立させた今の私は、マニュアル車にぎこちなく乗っている新米ドライバーです。


ただ、今回の経験で、Claude Opus 4.7の操縦桿の重さは、身体で理解できました。

これを乗りこなせるようになれば、私の記事制作は、もう1段階上のレベルに行ける


そう思っています。

だから、今は4.6に戻す

でも、いつか4.7を乗りこなす日を目指して、少しずつ練習する


これが、今日の私の結論です。

あなたも、自分の運転レベルパイロットとしての熟練度に合わせて、選んでください。


無理して専用機に乗る必要はない。

でも、いつか乗りこなしたいなら、今から少しずつ触れておくのもアリです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

✅ 第5章の小まとめ

① 🎭 この記事はClaude Opus 4.7に書かせた実録

1回目、2回目、3回目の修正を経てここまで来ました。


② 🚫 1回目:「指示がなかったから読みませんでした」

過去記事を勝手に読み込まない。文体も真似しない。


③ 🔧 2回目:明示的に指示したら、少しマシになった

ただし「4.7」「4.6」と会話の省略形をそのまま本文に持ち込む細かいミス。


④ 🏎️ Claude Opus 4.6はオートマ車・量産機、4.7はマニュアル車・専用機

4.7は乗りこなせば4.6では届かない高みに行ける。ただし操縦の腕が問われる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☕ 最終章:「最新=最高」という思い込みを、捨てるとき



ほうじ茶も、もう底が見えています。

湯呑みを傾けると、最後のひと口がとろりと喉を通る。

少し渋い。


でも、その渋さが、今日の話にはちょうどいい。

最後に、一番伝えたいことを書きます。