米OpenAI(オープンAI)は2026年4月14日(米国時間)、サイバーセキュリティーに関する能力を高めたAI(人工知能)モデル「GPT-5.4-Cyber」を提供すると発表した。ライバルの米Anthropic(アンソロピック)がAIモデルの「Claude Mythos(クロード・ミトス)」を発表したばかりのタイミングであり、Mythosへの対抗といえそうだ。
GPT-5.4-Cyberは、オープンAIの「GPT-5.4」を改良したもの。アンソロピックはMythosの利用を米Google(グーグル)や米Microsoft(マイクロソフト)などに限っているが、オープンAIもGPT-5.4-Cyberの提供範囲を限定する。まずはオープンAIが審査したセキュリティー企業や組織、研究者向けに展開する。オープンAIはGPT-5.4-Cyberの詳細な性能などを明らかにしていない。
アンソロピックのMythosを巡っては、ソフトウエアの脆弱性を見つけ出したり、脆弱性を突くプログラムを自律的に作成したりする能力の高さから、金融界などで懸念の声が上がっていた。同社によると、Mythosは未知の脆弱性(ゼロデイ)を数千件発見しており、主要なOSやWebブラウザーに含まれるものもあるという。
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