非エンジニア・40代管理職。AIを趣味で使い倒していただけなのに、職場で説明会を頼まれた話

note / 4/5/2026

💬 OpinionSignals & Early TrendsIdeas & Deep Analysis

Key Points

  • 非エンジニアで趣味としてAIを使い倒していた40代管理職が、職場でAI活用に関する説明会を依頼されたという経緯を語っている。
  • 実務のAI導入は専門家だけでなく、日常的に触れている人材がハブになって推進され得ることが示される。
  • 管理職としての立場から、社内に説明・浸透させる際の動機や必要性が浮かび上がる。
  • 趣味レベルの試行が組織内の学習機会の創出につながる、という“現場起点”の広がり方がポイントになっている。
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非エンジニア・40代管理職。AIを趣味で使い倒していただけなのに、職場で説明会を頼まれた話

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府中でAIとLinux勉強

今週、Proプランの上限に達した。

仕事でClaude Codeを使い倒した結果だ。
なのでこのnoteの記事も、今週は書けなかった。

そして同じ週に、職場で説明会を頼まれた。
なんとも不思議な1週間だった。


今週、Proプランを使い切った(だから記事も書けなかった)

毎週記事を書いているのに、今週は書けなかった。

Claude CodeのProプランの使用量上限に達してしまったからだ。

何をしていたかというと、会社の業務でひたすらClaude Codeを使っていた。
ツールを自作したり、業務データのダッシュボードを作ったり、既存のワークフローをカスタマイズしたり。

趣味でやっていたことをそのまま仕事に持ち込んだ形だ。

気づいたら上限に達していた。
その週、noteは更新できなかった。


それが、職場で話題になっていた

ある日、実績データのダッシュボードを同僚に見せる機会があった。

自動で集計されて、グラフも整理されている。
Claude Codeに頼んで作ってもらったものだ。

「これ、どうやったんですか?」

予想以上の反応だった。

自分では普通のことをしているつもりだった。
AIに頼んでツールを作る。それを業務に使う。ただそれだけのことだと思っていた。

でも周りから見ると、そうではなかったらしい。

そもそも「AIでこういうものが作れる」ということ自体、知らない人の方が多かった。


みんなのAIは「一問一答」だった

話を聞いてみると、驚くことがいくつかあった。

まず、AIを「チャットで質問するもの」として使っている人がほとんどだった。

  • 調べごとに使う

  • 文章の添削に使う

  • わからないことを聞く

そういう使い方だ。

それ自体は悪くない。
でも私がやっていることとは、かなり違う。

私はAIを「一緒に何かを作るパートナー」として使っている。
自動化のスクリプトを書いてもらう。ダッシュボードを作ってもらう。ワークフロー全体を設計してもらう。

私が使っているClaude Codeは、ターミナル(黒い画面)から操作するツールだ。
PCの中のファイルを直接読み書きできるので、「コピペしてチャットに貼る」手間がない。
ブラウザで開いてChatGPTに質問するのとは、根本的に使い方が違う。

「黒い画面」と聞くと難しそうに見えるかもしれないが、実際には会話するだけで動いてくれる。
コマンドを覚える必要はなかった。「〇〇を作って」と頼むだけでいい。

「一問一答」と「自動化」では、使い方のレベルが全然違う。
同じAIを使っているのに、こんなに差が出るものかと驚いた。

Claude Codeは名前を知っている人もいたが、実際に使っている人はほぼいなかった。


「会社で使っていいか、わからない」問題

もう一つ多かったのが、「会社でAIを使っていいかわからない」という声だった。

これは向き合うべき問題だと思っている。

何でもかんでもAIに入力していいわけではない。
顧客情報や社外秘のデータを貼り付けるのは、明らかにまずい。

私がやっていること:

  • 個人情報・機密情報は絶対に入力しない

  • 社内ルールで許可されているツールを使う

  • AIが作ったものは必ず自分でレビューしてから使う

  • 出力結果をそのままメールや報告書に貼り付けない

エンジニアの人たちから「セキュリティ的に危ない」と言われないためにも、この部分はきちんと説明しようと思っている。

使う側が無頓着だと、ツール全体が禁止になる。
それは誰にとっても損だ。


「説明会、やってもらえませんか」

そういう話をしていたら、声がかかった。

「一回、みんなに話してもらえませんか」

公式な研修でも、全社向けの講演でもない。
小さな輪の中で、「どうやってるの?」に答えるための集まりだ。

「私でいいの?」というのが、最初の反応だった。

エンジニアでもない。AI研究者でもない。
資格も専門知識もない40代の管理職が、AIの話をする。

しかも相手には、自分より技術に詳しい人もいるかもしれない。
それはそれで、少し怖い。

でも逆に、それでいいのかもしれないとも思っている。

技術の話ではなく、「こう使ったら、こうなった」という体験を話すだけでいい。
専門家の説明より、同じ立場の人間の体験談の方が刺さることがある。


AIリテラシーの格差は、もうここまで来ている

一問一答で使っている人と、自動化まで使い倒している人。
同じ「AIを使っている人」でも、この差は思っていた以上に大きかった。

そしてその差に、使っていない側はまだ気づいていない。

私はたまたま早めに使い始めて、趣味の延長で深掘りしていた。
気づいたら職場で「ちょっと教えてくれる人」になっていた。

説明会はこれからだ。
うまくいくかはわからない。

終わったらまた報告しようと思う。

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