✴️そのインフルエンサー、本当に人間ですか?
いまSNSには、最初から存在しないインフルエンサーがいる。
いわゆる「バーチャルインフルエンサー」なるものだ。
🔸見た目は人間そのもの
🔸企業とコラボする
🔸社会問題も発言する
🔸ファンもいる
ここまで聞くと普通のインフルエンサーだが、決定的に違うのは
中身が人間じゃない。
🔶 なぜ強いのか?
それは、崩れないから
人間の場合
🔸体調や忙しさで更新頻度が変わる
🔸炎上する
🔸年齢や感情により内容が変わる
バーチャルの場合
🔸全部コントロールできる
つまりこうなる。
人間︰魅力はあるが不安定
AI︰魅力が設計できて安定
そしてSNSはどちらを好むか。
答えは明白だ。
🔶 SNSは「人間らしさ」を評価していない?
SNSの仕組みは
🔸投稿頻度が安定している
🔸反応がいい
🔸世界観がブレない
こういうアカウントを優遇する。
つまり、
「いい人」ではなく「うまく回る人」を評価している。
ここにバーチャルは完全にハマる。
🔸毎日投稿できる
🔸炎上しない
🔸狙ってバズれる
いわば、
SNS専用に最適化された存在だ。
🔶 多様に見えて、実は同じ
ここが少しややこしいが重要。
いまのバーチャルインフルエンサーは一見バラバラだ。
🔸ハイブランドを着こなすモデル
🔸すっぴん風で共感を誘う日常系
🔸タトゥーやスニーカーで固めた反骨系
🔸社会問題を語る知的発信系
でも裏側は共通している。
🔸企業が設計している
🔸アルゴリズムで拡散される
🔸収益を目的に作られている
つまり
見た目︰バラバラ
中身の仕組み︰同じ
多様に見えるが、
流れている設計思想は変わらない。
🔶 感情の行き先がズレている
人は良くも悪くも、相手が人でなくても感情移入できてしまう。
🔸かわいい
🔸応援したい
🔸この人の言うことは正しい気がする
だが、その相手は本当に「人」なのか。
実際には、
企業の会議室で設計された人格に反応しているだけかもしれない。
つまり、ただ設計されたキャラクターに反応しているのかもしれない。
このとき起きているのは、
「共感しているつもりで、設計に乗せられている」というズレだ。
このズレは、想像以上に大きい。
整理すると
これまでは
人間 → 人気になる → 文化が広がる
これから
設計 → 人気になる → 文化が広がる
の流れに、すでに切り替わり始めているのかもしれない。
🔶 じゃあ、何を意識すればいいのか
意識するポイントは3つ。
🔸「なぜこの投稿は伸びているのか」を考える
🔸「誰が得をする内容か」を見る
🔸「自然に見えるものほど疑う」
これだけで、見え方が変わる。
🔶 最後に
バーチャルインフルエンサーは、普段対話しているAIと同じもの、と捉えるべきではない。
決定的に違うのは、目的の存在だ。
そこには、企業の意図がある。
売るため、広めるため、好かれるため。
そのために設計された「正しさ」がある。
バーチャルインフルエンサー自体が悪いわけではない。
むしろ、よくできた仕組みだ。
ただ問題は、
その発信がどこから来ているのかが見えにくいことだ。
気づかないうちに、
誰かの都合で整えられた価値観に触れている可能性がある。
だからこそ必要なのは、一歩引いて見ること。
それだけで、見えるものは少し変わる。
それでも同じように共感するのか。
それとも距離を取るのか。
選んでいるのは自分のはずだが、
その前提自体が揺らいでいるのかもしれない。
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