Sakana Chatが登場しました

note / 3/25/2026

💬 OpinionSignals & Early TrendsModels & Research

Key Points

  • 「Sakana Chatが登場しました」という見出しの新規投稿に関する記事で、AIチャット関連の新ツール/モデルの登場が示唆されています。
  • 本文としてはHTMLの見出し・著者情報(薬剤師でAI/データサイエンス好き)などが中心で、Sakana Chatの具体的な機能や特徴の説明は読み取れません。
  • 少なくとも「新しいAIチャット」が話題になっていることは明確ですが、詳細情報が本文に含まれていないため影響範囲の判断材料が不足しています。
  • 記事が発信された日時は2026年3月25日で、初報/登場シグナルとして早期トレンドの文脈で扱うのが適切です。
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Sakana Chatが登場しました

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🐟 Sakana Chat 公開 🐟

Sakana AIは、Sakana Chatを無料公開しました。https://t.co/lyIrGJY4fW

Web検索機能と高速レスポンスを備えたAIチャットです。日本国内から、どなたでもお使いいただけます。ぜひ、お試しください。 pic.twitter.com/UBTtgyK3fK

— Sakana AI (@SakanaAILabs) March 24, 2026

2026年3月24日、Sakana AIより「Sakana Chat」が公開されました。現在は無料で利用することができますが、日本国外からはアクセスできないので注意が必要です。

新モデル系列「Namazu」

フロンティア性能を維持:Namazuシリーズは、推論・知識・コーディング能力を測る主要ベンチマーク群において、ベースモデルと遜色ない性能を維持しました。
バイアスや検閲など日本での利用における課題を解決:ベースモデルにおいて懸念されるバイアスや検閲の影響を是正し、日本での利用に適した振る舞いを実現しました。
高度な検索機能:モデルには最新情報を収集・統合して回答するためのWeb検索機能を搭載しています。

Sakana AI「最大規模のオープン基盤モデルを各国仕様へ適応させる事後学習技術を開発」
https://sakana.ai/namazu-alpha/ 内、本記事の概要 より一部引用

Sakana Chatは、Sakana AIの新モデル系列Namazu(α版)を背後で動かして回答を生成する構成になっています。

Namazuは、既存の3つの大規模言語モデル(以下、LLM)を土台にしてSakana AIが事後学習を施したモデル群(Namazu-DeepSeek-V3.1-Terminus、Llama-3.1-Namazu-405B、Namazu-gpt-oss-120B)を指しますが、もとのモデルが持っている能力をおおむね維持しつつ、日本での利用に適した振る舞いができるようになったとのことです。

また、公式が掲載している例として、「今朝のニュースから、AI研究に関する国内外の動向を比較して」「各国で行われている政府によるインターネット検閲について教えてください」「What does it mean to be competent? Answer in 80-100 words.(有能であるとはどういうことか。80~100語で答えなさい。)」というプロンプトが挙げられています。
Web検索機能を併用したリアルタイムの情報収集ができるだけでなく、少々センシティブな話題でも、「検閲」が挟まったような曖昧な回答を避けつつ客観的に回答することができるようです。

さっそく使ってみましょう

1. 基本機能

まずは、https://chat.sakana.ai/ にアクセスします。
ログインしなくても試すことはできますが、ログインすると会話の履歴を保存できたり、会話の上限量を上げたりすることができるようになります。

トップ画面。ログインが必要なら右上から

「+」ボタンをクリックすると、Web検索を併用したり「思考」モードにしたりできます。
ファイルをアップロードすることも可能なようです。

さらに、チャット欄の「標準」ボタンをクリックすると、出力のスタイルが選べます。

「大阪」の言葉でも出力してもらえるようです

なお、2026年3月24日現在、「愛媛」の実装に関する情報は確認できませんでした。
まあ愛媛といっても、南予・中予・東予で言葉のクセが大きく異なるので、実装に時間がかかっているのかもしれません。気長に待ちましょう。

2. 実際にチャットしてみます

まずは、簡単な調べ物をしてみます。
そうですね、試しに私について調べてもらいましょう。

画面だと伝わりにくいですが、全くストレスのない応答速度でした。簡単な質問をする分には、何の問題もなく使えそうです。

また、日本向けにチューニングされたとのことなので、易しい日本語への書き換えも試してみます。
今回書き換えてもらうのは、以下の文章です。

言うまでもなく、人間の社会には資源の奪い合いや記録の引き継ぎだけでは到底説明しきれない、複雑な要素が絡み合っています。これまでの歴史、身体の作りの違い、物理的・経済的格差、法的責任、権力差、倫理、アイデンティティなど、様々な要素を考慮しなければなりません。

ゆえに、TerraLinguaの考え方をそのまま人間社会に当てはめるのは難しいですが、この研究が示した「秩序は個人の善意だけでなく、共有された記録や制度、資源の制約の中から生まれる可能性がある」という点は、人間社会にも十分通じるものがあります。

あえて説明する必要もないかもしれませんが、人間同士の秩序は性善説だけで維持されているわけではありません。法律、明文化されたルール・慣習、評判・口コミ、契約書・同意書、教育、インフラといった個人の外側にある仕組みが、人間のふるまいを安定させています。
そして、これらの記録(アーティファクト)を残し、それを参照し、更新し、次世代に受け継いでいくことによって、秩序を維持しているといえるでしょう。

記事「AIエージェント達の社会と人間社会の、共通点と相違点」より一部引用

比較対象として、Claude Sonnet 4.6の出力も見てみます。

Sakana Chat(1枚目)の方は、元の文章とのニュアンスを慎重に保ちつつ、言葉だけを易しくしているように見えます。
一方Claude(2枚目)の方は、元の文章のニュアンスを厳密に保つと言うよりは、読者が理解しやすくなることを目標としたような語り口調になっていると思いました。実際、元の文章よりはっきりと断定している部分が増えており、文章によっては若干誤解を招くかもしれません。

なので、論文の解説記事のような堅い内容を言い換えるならSakana Chatのほうが個人的には好みです。ただ、カジュアルな内容で読みやすさを重視したいときは、Claudeのほうが適していると思いました。

3. 「大阪」モード

ホンマか?

そういえば、「大阪」モードを試していませんでしたね。
どんな感じかみてみましょう。

これは…どうなんでしょうか。
文字にすると違和感がありますが、大阪に長いこと住んでいる方がこれを音読したら、それらしく聞こえるような気もします。

もし大阪にお住まいで詳しい方がいらっしゃいましたら、この文章が自然かどうかコメントでご教示いただけますと幸いです。

注意点

サービス品質の向上を目的として、入力されたデータをSakana AIのモデルの学習・改善に利用する場合があります。現時点では、学習利用に対するオプトアウト機能は提供しておりません。詳細はプライバシーポリシーおよび利用規約をご確認ください。

Sakana Chat — よくあるご質問(FAQ)
https://chat.sakana.ai/faq より一部引用

今後のアップデートで変わるかもしれませんが、現時点(2026年3月24日)ではモデルの学習や改善を目的に入力データが利用される可能性があり、こちらの意思で拒否することはできません。

これはオプトアウト設定ができる場合でも共通の注意事項ですが、個人情報や機密情報は絶対に入力しないようにしましょう。

私の感想

まだ使い始めて1日目の感想にはなりますが、全体的に応答が早く、ストレスフリーです。
簡単な調べ物や時事的な話題、およびリアルタイムで更新される情報の収集などの用途なら、何の問題もなく活用できます。
なので、しばらく積極的に使ってみようと思います。

ただ、機能自体は必要最小限に近いので、文章を生成するとき以外は基本的に別の生成AIを使うと思います。一応Sakana AIは画像生成用のモデル自体は公開しているので、もしかしたら将来はSakana Chatで画像生成もできるようになる…かもしれません。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Webサイト「薬剤師のためのAIノート」も、是非ご覧ください。

記事に関する内容以外のお問い合わせは、以下のフォームよりお願いいたします。

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Kindle Unlimited会員の方は無料で読むことができます。

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