文書からAIで音声生成、「ElevenLabs」は自然な発話で解説動画にも

日経XTECH / 4/3/2026

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Key Points

  • ElevenLabsは、抑揚や感情表現まで再現できる音声生成AIサービスで、人が話しているようなナレーションや会話の音声を作れる。
  • 日本語を含む70以上の言語に対応し、Googleの機械学習エンジニアだったPiotr Dabkowski氏らが2022年に設立したElevenLabs社が開発を進めている。
  • 無料プランでも編集や自作声の利用は可能だが、作成した音声の商用利用は不可で、商用にはスターター以上が必要。
  • 有料プランはサブスクリプション型で、生成したテキスト量(文字数)に応じてクレジット消費し、API連携や高音質などは上位プランで拡充される。

 米ElevenLabs(イレブンラボ)が提供する「ElevenLabs」は音声生成AI(人工知能)サービスだ。従来の機械的にテキストを読み上げる音声サービスとは異なり、抑揚や感情表現を再現し、人が話しているような音声を生成できるのが特徴だ。ElevenLabsは米Google(グーグル)の機械学習エンジニアだったPiotr Dabkowski(ピョートル・ダブコウスキー)氏と米Palantir Technologies(パランティア・テクノロジーズ)出身のMati Staniszewski(マティ・スタニシェフスキー)氏によって2022年に設立されたAI企業で、現在同社が開発したElevenLabsは日本語を含む70以上の言語に対応する。

米ElevenLabs(イレブンラボ)が提供するAIによる音声生成サービス「ElevenLabs」(https://elevenlabs.io/)。人が話すような会話やナレーションなどの音声を生成できる
米ElevenLabs(イレブンラボ)が提供するAIによる音声生成サービス「ElevenLabs」(https://elevenlabs.io/)。人が話すような会話やナレーションなどの音声を生成できる
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商用利用は有料プランが必須、無料プランも有用

 ElevenLabsの料金プランは月額のサブスクリプションで、独自のクレジットをアカウントに付加する仕組みになっている。生成するテキストの文字数に応じてクレジットを消費する。試用として無料プランも用意している。執筆時の2026年3月下旬現在、月当たり1万クレジットの音声生成が可能だ。無料プランでも、編集や自分が作成した声を使った音声生成などを利用できるが、作成した音声の商用利用はできない。

 有料プランは、月額5米ドル(日本円で約800円)の「スターター」が最廉価版で、毎月3万クレジット分を利用できる。商用利用も可能だ。このほか、1カ月目が11米ドル(同約1757円)、以降は月額22米ドル(同約3514円)で毎月10万クレジット分を利用できる「クリエイター」、毎月50万クレジット分が利用可能で高音質音声やAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)連係に対応する「プロ」(月額99米ドル、同約1万5900円)、チーム機能なども利用できる「スケール」(月額330米ドル、同約5万3000円)、「ビジネス」(月額1320米ドル、同約21万1000円)などのプランも用意している。各プランには年間契約もあり、その場合は2カ月分が割り引かれる。

ElevenLabsの料金プラン(2026年3月下旬現在)。無料プランでもかなりの機能を利用できる。商用利用するには「スターター」以上のプランが必要
ElevenLabsの料金プラン(2026年3月下旬現在)。無料プランでもかなりの機能を利用できる。商用利用するには「スターター」以上のプランが必要
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文書を入力し音声を選択して会話を生成

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