「国産人型ロボ」が二足歩行や“ダンス” 早大発スタートアップがデモ披露

ITmedia AI+ / 4/3/2026

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Key Points

  • 早稲田大学発スタートアップの東京ロボティクスが、人型ロボット試作機「Torobo Humanoid」のデモ動画を公開し、二足歩行や全身の遠隔操作動作を披露した。
  • デモでは転倒防止用ワイヤ付きの状態で前進・後退やバランス保持を見せ、モーションキャプチャーによる操作に加えてモーショントラッキングで“ダンス”のような動きも実演した。
  • 制御にはAIの強化学習を活用し、シミュレーションで並列かつ大規模に学習することで安定した動作の獲得を目指している。
  • 今後はハード・ソフト両面で動作安定性を高め、自律的にタスクをこなすAI搭載も目指す方針を示した。
  • 東京ロボティクスは2015年創業で、2025年7月に安川電機の完全子会社となっており、国産人型ロボ開発を加速している。

 早稲田大学発のスタートアップ・東京ロボティクス(東京都文京区)は4月2日、自社開発の人型ロボット「Torobo Humanoid」試作機のデモ動画を公開した。二足歩行や遠隔操作による全身動作を披露している。

人型ロボット「Torobo Humanoid」試作機(出典:デモ動画、以下同)

 デモ動画では、転倒防止用とみられるワイヤを装着した状態で、二足歩行による前進や後退、棒で押されても倒れないようバランスを取る様子などを見せた。モーションキャプチャー用の機器を付けた人間による全身の遠隔操作のほか、モーショントラッキングによるダンスのような動作も披露している。

 同ロボットの制御には、AIが試行錯誤しながらより良い動作を目指す強化学習を利用した。シミュレーション環境で並列かつ大規模に強化学習を実施し、安定した動作を実現したとアピールする。

 今後は、ハードウェアとソフトウェアの両面で開発を進め、動作の安定性を高める。自律的にタスクをこなせるAIの搭載も目指す。

 東京ロボティクスは2015年創業で、ロボットの研究開発を手掛ける。25年7月には産業用ロボット大手の安川電機の完全子会社となり、国産人型ロボットの開発を進めている。

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