6GHz帯を使えるのはWi-Fi 6EとWi-Fi 7、2.4GHz帯と5GHz帯は大混雑

日経XTECH / 4/26/2026

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Key Points

  • Wi-Fiの新規格はおおむね5年周期で登場し、最新のWi-Fi 7は理論最大46Gbpsと前世代から大幅に高速化されている。

 Wi-Fiはおおむね5年前後で新しい規格が登場する(図1)。最新規格は2024年に登場したWi-Fi 7。理論上の通信速度は最大46Gbpsと前世代から大幅に向上した。

図1 現在、最も普及しているのはWi-Fi 6だが、策定からすでに約7年が経過。Wi-Fi 6E やWi-Fi 7への移行が進みつつある。Wi-Fi 6EはWi-Fi 6に新たな周波数帯として6GHz帯を追加したもの。規格自体は同じ「IEEE802.11ax」だ。2024年には6Eをさらに発展させたWi-Fi 7が登場。7の周波数帯は6Eと同じだが、帯域幅の拡張や新技術によって高速化が図られている
図1 現在、最も普及しているのはWi-Fi 6だが、策定からすでに約7年が経過。Wi-Fi 6E やWi-Fi 7への移行が進みつつある。Wi-Fi 6EはWi-Fi 6に新たな周波数帯として6GHz帯を追加したもの。規格自体は同じ「IEEE802.11ax」だ。2024年には6Eをさらに発展させたWi-Fi 7が登場。7の周波数帯は6Eと同じだが、帯域幅の拡張や新技術によって高速化が図られている
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 トピックは新しい周波数帯の6GHz帯だ。現在主流のWi-Fi 6は5GHz帯と2.4GHz帯の2つの周波数帯を利用できる。これがいわゆる「デュアルバンド」。さらに6GHz帯を追加した規格が6E。3つの周波数帯に対応するので「トライバンド」と呼ばれる。規格自体はWi-Fi 6と同じ「11 ax」で、6GHz帯への対応が両者の違いだ。

 6Eをさらに進化させたのがWi-Fi 7だ。6GHz帯の帯域幅の拡張などで速度を向上させた。近年は6Eや7に対応したパソコンやスマホが続々と登場している(図2)。

図2 Wi-Fi 6E対応のパソコンやスマホが本格的に登場したのは、6GHz帯の利用が総務省により正式認可された2022年9月以降。Wi-Fi 7は2023年12月下旬に電波法施行規則の改正によって利用が認可され、2024年半ば以降から対応機器が増加中
図2 Wi-Fi 6E対応のパソコンやスマホが本格的に登場したのは、6GHz帯の利用が総務省により正式認可された2022年9月以降。Wi-Fi 7は2023年12月下旬に電波法施行規則の改正によって利用が認可され、2024年半ば以降から対応機器が増加中
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6GHz帯は使用機器がまだ少なく、帯域がすいてい...

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