Geminiが手取り足取りPythonを指南 Google Colabの「学習モード」使ってみた

ITmedia AI+ / 4/9/2026

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Key Points

  • GoogleがColabの新機能「Learn Mode(学習モード)」を発表し、Geminiがコーディング学習をサポートする方針を示した
  • ノートブック下部のGeminiボタンからサイドペインを開き、メッセージでモード切替して利用できる(筆者環境でも利用確認)
  • 例としてTitanicデータの読み込みを求めると、データ取得方法やユーザーの知識レベルを確認しつつ、importやload_dataset()などの“書き方”を案内した
  • Geminiはコピペ用コードの提示ではなく、学習者が理解しながら進められるよう手順と考え方のガイドに徹している点が特徴とされた

 Googleは4月8日(現地時間)、WebブラウザでPythonを記述、実行できる「Google Colaboratory」(以下、Colab)の新機能として「Learn Mode」(学習モード)を発表した。ユーザーのスキル向上を支援するために、「Gemini」がコーディングのアドバイスをしてくれる機能だ。

 筆者の環境(「Google Workspace」アカウント。Colabは無料プラン)でも既に利用できることが確認できた。ノートブック下部のGeminiボタンをクリックしてGeminiのサイドペインを開き、メッセージの入力ボックスからモードを切り替えられる。

モード切替メニュー(出典:筆者)

 試しに、データサイエンスのデモでよく使われる「Titanic」のデータを読み込みたいと要求すると、手元のデータを使いたいか、インターネットから取得したいかをたずねてきた。インターネットから取得したいと伝えると「ライブラリのインポート方法を知っていますか?」とユーザーの知識レベルを確認してきた。

まずユーザーの知識レベルを確認(出典:筆者)

 「全く覚えてません」と言うと、ライブラリをインポートする「import」文と、「seaborn」ライブラリのデータを読み込む「load_dataset()」関数の書き方を説明してくれた。同時に「読み込んだデータは df などの変数に代入しておくと、後で操作しやすくなりますよ」とも案内し、代入の方法も案内してくれた。ここまでの全ての案内においてGeminiは、コピー&ペーストして使えるコードを記述するのではなく、あくまでコードの書き方の指南に徹していた。

コピー&ペーストできるコードではなく書き方を指南(出典:筆者)

 Colabはコーディング初心者が手軽にPythonを実行できる環境として利用することもある。このような機能が実装されたことで、これまで以上に学習がはかどるだろう。

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