OpenHands CLIを利用、「Hello, world!」プログラムをつくる

日経XTECH / 3/26/2026

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Key Points

  • OpenHands CLIを使い、まずは「Hello, world!」を表示する最小限のプログラム作成を通じて導入手順を確認する内容です。
  • ホームディレクトリにhelloディレクトリを作成し、OpenHandsディレクトリを../OpenHandsとして起動した後、ディレクトリの信頼確認(Yes, proceed)を行います。
  • OpenHands CLIでは「/exit」「/help」「/init」「/status」「/new」「/settings」「/mcp」などの機能コマンドが使え、LLMやMCPサーバー設定も管理できます。
  • 指示プロンプト「『Hello, world!』と画面に表示するプログラムを作ってください」を入力すると、AIエージェントがhello.pyを作成し、実行まで行った様子が示されています。
  • 本特集は執筆・編集時点のバージョン前提であり、生成AI関連は変化が速いため記事通りに動かない可能性がある点に注意喚起があります。

本特集の内容は原稿執筆・編集期間(2025年11月〜12月)での情報や各種ソフトウエア/サービスのバーションに基づいています。生成AI関連のソフトウエアは変化が非常に速いので、本特集の通りに操作しても、ソフトウエアが正しく動かない可能性があります。この点はご留意ください。

Hello, world!プログラムを作る

 改めて、OpenHands CLIを使ってみます。まずは簡単な実験として「Hello, world!」と表示するだけのプログラムを作ってみます。

 初めに、ホームディレクトリに次のコマンドでプログラム用の「hello」ディレクトリを作成して、移動します。

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 「mkdir」はディレクトリを作成するコマンド、「cd」はカレントディレクトリを変更するコマンドです。

 その後、OpenHands CLIを起動します。

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 ホームディレクトリにあるOpenHandsディレクトリを「../OpenHands」で指定しています。

 今度は「helloディレクトリのファイルを信頼するか?」と聞いてくるので、「Yes, proceed」を選びます。これで、画面にはプロンプトの入力を促す「>」の記号が表示されます(図8)。

図8●プロンプトを入力できる
図8●プロンプトを入力できる
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 この画面では、「/」から始まる次の機能のコマンドも実行できます。

/exit:OpenHands CLIを終了。
/help:使用可能なコマンドを表示。
/init:新しいレポジトリを初期化。
/status:会話の詳細等を表示。
/new:新しい会話を開始。
/settings:LLMなどの設定を表示および変更。
/mcp:MCPサーバーの設定を管理。

 では、OpenHands CLIで次のプロンプトを入力しましょう。

「Hello, world!」と画面に表示するプログラムを作ってください。

 以降のAIエージェント(OpenHands CLI)とのやり取りを図9に示します。

図9●AIエージェントとのやり取り。「Hello, world!」と表示する「hello.py」を作成し、実行してくれた
図9●AIエージェントとのやり取り。「Hello, world!」と表示する「hello.py」を作成し、実行してくれた
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