契約交渉はAIがする時代へ - 売上5,000億円のプロダクトを創る

note / 4/18/2026

💬 OpinionSignals & Early TrendsIdeas & Deep AnalysisIndustry & Market Moves

Key Points

  • 契約交渉をAIが担うことで、提案・交渉・条件調整のプロセスが大幅に効率化されるという主張が中心です。
  • 「売上5,000億円のプロダクトを創る」ことを目標に、AI活用を事業成果に結びつける考え方(プロダクト設計と運用)を示しています。
  • 契約領域における意思決定では、人が最終判断しつつもAIが資料作成や論点整理などを担う前提のワークフローが想定されています。
  • 交渉の属人性や作業時間を減らし、再現性のある交渉品質を作ることで競争力につなげる方向性が示唆されています。
見出し画像

契約交渉はAIがする時代へ - 売上5,000億円のプロダクトを創る

25
MNTSQ株式会社

「すべての合意をフェアにする」MNTSQ代表の板谷です!
この記事では、MNTSQの未来の仲間のため、事業戦略の骨格をお話しします。


MNTSQのゴール

MNTSQのゴールは「人類の全契約が、MNTSQのAgentで、一瞬でフェアに合意される」世界です。皆さんが、契約書を一言一句確認する時間をかけたり、ときに騙されたりする時代をこの数年で終わらせます。

Agentにより契約交渉・合意がされる世界は、もはや確実に到来します。Claude Codeによってプログラミングが急速に自動化されていますが、契約作成もこれに近い性質を持っています。ビジネスの内容を契約条件に翻訳するAgentは既に誕生しつつあり、契約交渉のなかで取引先との「落としどころ」を自動的に見いだすことも、技術的にはもはや可能であると見立てています。

このAgentによる自動交渉・合意を実現するプラットフォームが誕生すると、あらゆる経済活動が「契約として合意する」リードタイムから解放されます(皆さんが会議室から出た瞬間に、お客さまと握った内容が契約になって送られてきている世界観です)。

これは、日本経済に限っても、GDP600兆円の回転速度が数パーセント速くなることを意味します。このプラットフォームの日本市場での売上高(SOM)はどれくらいになるでしょうか。超エンプラ企業のDX役員へのSales Pitchはこうです。

「2週間必要だった契約交渉をゼロにして、明日から売上に変えますよ」
「しかも、リスクは必ず抑えます。最高の弁護士がついているようなものです」

日本における年間の契約件数は5億件ですが、少なくとも1件あたり1,000円はお支払いいただける感触を私は持っています。すると、この場合のプラットフォームの売上高(SOM)は以下のとおりです。

年間5億件 × 1件1,000円 = 年間5,000億

MNTSQはこの5,000億円のプラットフォームをまず日本で創り、海外に拡げます。電子契約ですら数百億のARRを叩きだすなか、夢だとはまったく思ってません。ユーザーは法務部門だけではなく、すべてのビジネスパーソンです。

時間軸としては、今後3-4年で実現したいと思っています。5億件すべての契約をMNTSQで交渉いただくには時間がかかるかもしれませんが、日本の主要企業の契約まではこの時間軸で押さえたいと思います。

どう山に登るか① - 超エンプラを押さえる

5,000億円の契約プラットフォーマーは、このLLM発展の流れのなかで必ず出現します。

「誰がなるか」の勝負ですが、まず重要なのは超エンプラの契約業務を押さえることだと私は考えています。契約とはネットワークであり、超エンプラこそ「ネットワークのハブ」です。超エンプラが活用するプロダクトが、取引先との間にも拡張することによってプラットフォームが育つはずです(ネットワーク効果)。

MNTSQは、日本売上トップ100社のうち41社にご利用いただいています(!)。これらの会社では、法務部門がMNTSQで契約審査を受け付け、審査・承認しています。業務フローに深く入るため、カスタマーチャーンもほぼ発生しません。

ユーザーさまのロゴとして公開できるものはこちらです。日本のスタートアップのなかで、最も超エンプラにコミットしていることが伝わるのではないでしょうか。

導入企業一覧

この地盤は、LegalTech黎明期(コロナ前)から超エンプラにコミットした狂気、そして、日本を代表する「四大法律事務所」の支援によってなし得た再現性のない道程です。

今後3年で、MNTSQは売上高1兆円企業の60%、5000億円企業の40%までシェアを伸ばすことを狙います。これは超エンプラの世界でまだ誰も見たことがない風景であり、SalesforceやSAPを超えるチャレンジです(なお、彼らの日本売上は3,000億前後です)。

そして2027年以降は、日本エンプラ企業をハブとして、その海外子会社・海外取引先との契約交渉をMNTSQに取り込み、MNTSQのユーザーとすることを狙います。

どう山に登るか② - 承認ワークフローを押さえる

プラットフォームになるプロダクトの条件は「契約の社内承認フローを取り込むこと」だと私は感じています。

つまり「法務部門や弁護士が、契約審査する業務オペレーションを誰が押さえるか」が勝負を分けます。なぜなら、契約には必ずガバナンスを効かせる必要があり、事業部門が交渉を進めるためには「お墨付き」が必要であるためです(ここにペインとsticknessがある)。

したがって、MNTSQのプロダクトは、法務部門内のデータベースから出発して、全社の契約業務のワークフローを掌握する「Legal-ERP」とも言える立ち位置を築いています。会計におけるSAP、人事におけるWorkdayのポジションです。

このプロダクトが選ばれるとき重要になるのは、法務部という職人の皆さまから見ても「このプロダクトであれば信頼できる」という専門性とブランドです。MNTSQは、日本の「四大法律事務所」うち3つと提携して、一流の弁護士の先生方のノウハウをAIに組み込むかたちで提供しています。

さいごに

契約領域は、会計・人事などと異なり、グローバルでも王者がいない最後の領域です。最高のAIインフラを日本に残せる真のビジネスチャンスがあります。

超エンプラと本気で向きあい、社会貢献がしたい方であれば、どなたでもMNTSQで本気になれる環境だと思ってます。青春しましょう。

なお、MNTSQにジョインいただく方に、法律・契約の知識は一切不要です。私自身が四大法律事務所の弁護士であり、法務的知見については任せていただいて大丈夫です。

ちなみに、私の推しの法律は弁護士法1条です。

「弁護士は、社会正義の実現を使命とする」。
MNTSQのプラットフォームが普及した世界では、お金がなくても、知識がなくても、誰もがフェアな関係を築ける。そんな社会インフラを後世に残せると信じて、今日も最高のプロダクトを創ります。

We’re Hiring!

MNTSQは、さまざまな職種で積極採用中です!
カジュアル面談のご案内も可能です!

ダウンロード
copy

この記事が参加している募集

25