“AI不使用”の作品に「AI生成」と誤表記――電子書籍配信「クロスフォリオ出版」が謝罪

ITmedia AI+ / 3/27/2026

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Key Points

  • 「AI不使用」の電子書籍作品について、配信サイト側で「AI生成作品」と誤表記されたとして、クロスフォリオ出版が謝罪した。
  • 発端はクリエイターのX投稿で、制作に生成AIを使っていないにもかかわらず表示が付いていたため問い合わせ中だった。
  • BookLiveは「作家がAIを利用していた事実は一切ない」として自社の落ち度を認めたが、具体的なミス内容は未公表。
  • クロスフォリオ出版(Xfolio)は2023年8月からAI生成物の投稿を禁止/原則不可としており、誤表記が運用方針との整合性問題として注目されている。
  • ITmedia AI+編集部が経緯を取材しており、返答次第で続報が見込まれる。

 BookLiveは3月27日、クリエイター向け電子書籍配信サービス「クロスフォリオ出版」で配信した一部の作品で、制作に生成AIを利用していないにもかかわらず、AIを使用している旨の誤表記があったと謝罪した。今後の対応についてクリエイターと相談中という。

 きっかけは、あるクリエイターが27日にXに投稿したポストだ。それによると、同氏がクロスフォリオ出版で電子書籍販売サイトに配信した作品の一部に「AI生成作品」と表記されていた。しかし同氏は、制作にAIを使っていないとして、クロスフォリオ出版に問い合わせ中と明かしていた。

 これを受け、BookLiveはクロスフォリオ出版の公式Xで「本件は弊社の落ち度によるもので、作家様がAIを利用していたという事実は一切ございません」と謝罪した。ただし、具体的にどのようなミスがあったかなどは明かしていない。

クロスフォリオ出版の謝罪全文(出典:公式Xのポスト)

 クロスフォリオ出版は、小説やイラストなどの創作物を投稿できるサイト「Xfolio」(クロスフォリオ)内にある電子書籍配信サービス。個人のクリエイターが自身の作品を登録し、複数の電子書籍販売サイトに配信できる。

 一方、Xfolioでは、2023年8月からAIで生成した創作物の投稿などを禁止している。クロスフォリオ出版でも、AI作品の取り扱いは「現状は原則不可」とするなど、AIによるコンテンツの扱いに慎重な運営方針を示していた。

クロスフォリオ出版でAI作品の取り扱いは「現状は原則不可」(出典:クロスフォリオ出版の公式サイト)

 ITmedia AI+編集部では、BookLiveに誤表記が生じた経緯などを聞いている。返答次第追記する。

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