半導体市場、28年にメモリー価格下落で縮小 米ガートナー

日経XTECH / 5/21/2026

📰 NewsSignals & Early TrendsIndustry & Market MovesModels & Research

Key Points

  • Gartnerは、2026年の世界半導体市場が前年比63.9%成長して1兆3200億米ドルに達し、AI(特に生成AI)需要が追い風になると予測している。
  • 27年も2桁成長が続く一方、28年はメモリー価格の下落により11.5%の縮小が見込まれる。
  • 足元の市場は好調で、25年は前年比22.4%増の8053億米ドルとなり初めて8000億ドルを超えた。
  • Gartnerジャパンが国内向け説明会を開き、30年までの半導体市場見通しを共有した(説明者は半導体担当のシニアディレクターアナリスト)。

 AI(人工知能)、特に生成AIブームを背景に世界半導体市場は目覚ましい成長を遂げている。その勢いは増すばかりだ。例えば、米Gartner(ガートナー)は2026年の世界半導体市場は前年比63.9%成長し、1兆3200億米ドル(約210兆円)に達すると予測している。同社によれば、27年も2桁成長するものの、28年は一転して11.5%の縮小を見込む。

 同社日本法人のガートナージャパンは、30年までの世界半導体市場の予測に関するオンライン説明会を国内報道機関向けに2026年4月21日に開いた。説明に当たったのは同社で半導体を担当する山地正恒氏(シニアディレクターアナリスト)である。同氏によれば、足元の世界半導体市場は非常に好調だ。実際、25年は前年比22.4%増え、初めて8000億ドルを超えた8053億米ドル(約129兆円)となった。

次のページ

26年は過去に例を見ない成長

この記事は有料会員限定です