「Galaxy S26 Ultra」、のぞき見防ぐ最上機 買って分かったAIの進化

日経XTECH / 3/31/2026

💬 OpinionSignals & Early TrendsTools & Practical UsageModels & Research

Key Points

  • Galaxy S26 Ultraをレビューし、Sペン活用と外出先でのメモ用途がシリーズ継続の大きな理由だと述べている。
  • 最近のモデルは翻訳/通訳などの独自AI機能が実用的で、買い替え判断を後押ししている。
  • 注目点としてモバイル向け「プライバシーディスプレイ」を挙げ、プライバシー配慮のAI/表示体験が進化していることを強調している。
  • 前モデル同様のデザイン設計を継承しつつ、薄さ(0.3ミリ)と軽さ(約4グラム)の改善はあるが体感差は小さいとしている。

 今回は、韓国Samsung Electronics(サムスン電子)の「Galaxy S26 Ultra」をレビューする。僕は、これまでにもGalaxy S25 Ultraを買って使い続けてきたので、比較を含めてレビューしていこう。

 このシリーズを買い続けてきたのは、Sペンが大のお気に入りだからだ。パソコンやタブレットを持たずに外出している際、メモやノートが取りたくなったときにとても役立ってきた。

 さらに、最近のモデルは独自のAI(人工知能)機能が優れている。翻訳や通訳も実用的で、普段から重宝している。僕は毎年、新機種が登場するたびに買い替えており、今回も迷わず乗り換えた。特に注目していたのが、モバイル向けの「プライバシーディスプレイ」だ。

 手元に届いたGalaxy S26 Ultraは、前モデルのコンセプトを引き継いだデザインだ。カメラの配置なども似ていて、一見して同じシリーズだと分かる。ただし、カメラ部分が大幅に出っ張っているのは個人的には好みではない。

 とはいえ、Galaxy S25 Ultraに比べると本体が0.3ミリ薄くなり、約4グラム軽くなったという。ただし、手にしたときの差はさほど分からない。スマートフォンのサイズと重量が増え続ける「インフレ状態」は収まってほしいものだ。

新登場のGalaxy S26 Ultra。
新登場のGalaxy S26 Ultra。
(写真:アバンギャルド)
[画像のクリックで拡大表示]
背面のデザイン。
背面のデザイン。
(写真:アバンギャルド)
[画像のクリックで拡大表示]
左の「Galaxy S26 Ultra」のほうが、右の「Galaxy S25 Ultra」に比べてカメラ部分が出っ張っている。
左の「Galaxy S26 Ultra」のほうが、右の「Galaxy S25 Ultra」に比べてカメラ部分が出っ張っている。
(写真:アバンギャルド)
[画像のクリックで拡大表示]
左のGalaxy S26 Ultraのほうが少し軽い。
[画像のクリックで拡大表示]
左のGalaxy S26 Ultraのほうが少し軽い。
[画像のクリックで拡大表示]
左のGalaxy S26 Ultraのほうが少し軽い。
(写真:アバンギャルド)

プライバシーディスプレイはすごい

 これまでにもパソコンのプライバシーディスプレーは何機種もチェックしてきた。確かに横から見ると画面が暗くなるのだが、正面から見たときに少しギラつくように感じるなど、通常のディスプレーに比べるとやや違和感があった。

 その点、Galaxy S26 Ultraのプライバシーディスプレイはすごい。正面から見てもほとんど違和感がなく、それでいて斜め横から見ると真っ黒になる。

次のページ

さらに、設定で最大限の保護をオンにすると、やや画...

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます