「Qwen3.6-27B」登場 グラボ1枚で一部「Claude Opus 4.5」に迫る性能うたう

ITmedia AI+ / 4/23/2026

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Key Points

  • AlibabaがオープンAIモデル「Qwen3.6-27B」(270億パラメータ)を発表し、Qwen StudioやAPIで提供しつつApache 2.0ライセンスで商用利用も可能としている
  • コーディング性能を重視し、視覚入力に対応するマルチモーダルに加えて「thinking」モードを備えると説明している
  • 複数のプログラミング系ベンチマークで前世代「Qwen3.5-397B-A17B」を上回ったとし、Terminal-Bench 2.0などでは「Claude Opus 4.5」に迫るスコアをうたっている
  • MoEアーキテクチャではなく、実用的で広範囲に展開できる規模として「最高レベルのコーディング機能」を必要とする開発者に適すると訴求している

 中国Alibabaは4月22日(現地時間)、オープンなAIモデル「Qwen3.6-27B」を発表した。270億パラメータでありながら、高いコーディング性能をうたっている。同社のAIサービス「Qwen Studio」やAPIで提供するほか、Hugging Faceなどで商用利用もできるライセンス「Apache 2.0」で公開する。

「Qwen3.6-27B」登場(出典:プレスリリース、以下同)

 Qwen3.6-27Bは、視覚情報の入力にも対応するマルチモーダルなAIモデル。“熟考”によって精度の高い出力をする「thinking」モードも備えており、自律的にコーディングする性能に優れるとしている。

 プログラミング性能を測る複数のベンチマークでは、前世代の最上位モデル「Qwen3.5-397B-A17B」を超える結果を示したという。「Terminal-Bench 2.0」など一部のベンチマークでは、米AnthropicのAIモデル「Claude Opus 4.5」に迫るスコアをうたっている。

ベンチマークの結果

 Qwen3.6-27Bは、Qwen3.5-397B-A17Bなどで採用していた小型の専門家モデルを複数組み合わせる「MoEアーキテクチャ」ではない。「実用的で広範囲に展開可能な規模で、最高レベルのコーディング機能を必要とする開発者にとって、理想的な選択肢だ」(Alibaba)とアピールしている。

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