「Claude Cowork」一般提供開始 全社導入を支える管理機能も

ITmedia AI+ / 4/10/2026

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Key Points

  • AnthropicがAIエージェント機能「Claude Cowork」を、有料プランすべてで一般提供開始し、全社導入を見据えた運用整備を進めた。
  • 導入企業の「管理方法の疑問」に対応し、ロールベースのアクセス制御やグループ単位の支出制限などの管理機能群を新たに追加した。
  • 管理ダッシュボードと「Analytics API」でセッション数・アクティブユーザー数・スキル/コネクタ呼び出し回数を可視化し、利用状況を把握しやすくした。
  • OpenTelemetryに対応してツール呼び出し、ファイル操作、承認状況などのイベント情報を監視/オブザーバビリティツールに連携可能にした。
  • 新しいMCPコネクタ(例:Zoomの要約/議事録取り込み)を追加するとともに、管理者がMCPコネクタごとに利用可能機能を制限できるようにした。

 米Anthropicは4月9日(現地時間)、AIエージェント機能「Claude Cowork」(以下、Cowork)の全ての有料プランでの一般提供を開始した。併せて、Coworkを安全かつ効率的に企業内に展開するための管理機能群を新たに導入した。Coworkを早期に導入した企業で生じていた、管理方法に関する疑問に対応した形だ。

 今回追加された管理機能は以下の通り。

  • ロールベースのアクセス制御: 管理者はユーザーをグループに分け、グループごとに利用可能な機能を定義できるようになった
  • グループごとの支出制限: 管理コンソールからグループ単位で予算上限を設定できるようになった
予算上限を設定する画面(出典:紹介動画)
  • 利用状況分析: 管理ダッシュボードと「Analytics API」で、セッション数やアクティブユーザー数、スキルとコネクタの呼び出し回数などを可視化できるようになった
  • OpenTelemetryのサポート: アプリケーションの動作状況を監視、記録するためのOSS規格「OpenTelemetry」に対応し、ツール呼び出しやファイル操作、承認状況などのイベント情報をセキュリティツールやオブザーバビリティーツールに連携できるようになった
  • 新たなMCPコネクタの追加と、コネクタの操作制御: 「Zoom」会議の要約や議事録などをCoworkに取り込めるコネクタを公開した。また、管理者は各MCPコネクタ内で利用できる機能を制限できるようになった

 Coworkは「macOS」と「Windows」の全有料プランで利用可能。企業向けの管理機能は「Team」または「Enterprise」プランの管理コンソールから設定できる。

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