UGD:実環境のノイズ点群デノイジングを評価するための教師なし幾何学的距離
arXiv cs.CV / 2026/4/21
📰 ニュースSignals & Early TrendsModels & Research
要点
- 本論文は、UGD(Unsupervised Geometric Distance)として、ノイズを含む点群のみを用いて実環境の点群デノイジングを評価する教師なし指標を提案し、クリーンな正解点群を必要としない点が特徴です。
- UGDは、特徴抽出ネットワークによるパッチ単位の特徴を用いてクリーン点群から「精製(pristine)」な事前分布を学習し、パッチ空間上でガウス混合モデル(GMM)を構築したうえで、その学習済み分布を参照として用いる仕組みです。
- 指標は、デノイズ後の各パッチと学習済みのプリスティンGMMとの幾何学的距離を計算し、それを重み付き和として集約することで、劣化度合いを定量化します。
- 特徴抽出ネットワークは、自己教師ありのマルチタスク学習(品質ランキング、歪み分類、歪み分布予測)で訓練され、合成ノイズと実データの実験で、教師ありのフルリファレンス指標と同等の性能が示されたと報告されています。
- これにより、クリーンな正解が入手できない状況でも、点群デノイジング手法を無教師で評価できる実用的な枠組みが提供されます。




