プロンプト誘導による抑うつ症状のエビデンス学習
arXiv cs.CL / 2026/4/28
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要点
- 本研究は、抑うつの21症状について、ソーシャルメディア等のユーザー生成テキスト内で症状に関する「エビデンス」を自動的に見つけ、臨床サービスの限られたキャパシティを補完し大規模化することを目的としています。
- BDI-IIに基づいて症状の関連性を注釈した、文レベルのデータセット「BDI-Sen」を提示し、このタスクがきめ細かくかつ極めて不均衡であることを示しています。
- 著者らは、ゼロショット、インコンテキスト学習、微調整といった一般的なLLM手法では、多くの症状に対して関連基準を一貫させるのが難しいと報告しています。
- そこで、Symptom Induction(SI)を提案し、ラベル付き例を短く解釈可能な症状別ガイドラインに圧縮して、それを分類の条件付けに用いる仕組みを示します。
- 複数のLLMファミリーとモデルにわたって、SIはBDI-Senでの加重F1を改善し、さらに双極性障害や摂食障害など症状が重なる他疾患にもガイドラインが一般化することを確認しています。




