POET: LLMベースの RTL PPA最適化のための電力志向の進化的チューニング
arXiv cs.AI / 2026/3/23
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要点
- POET は、RTL コード最適化に大規模言語モデル(LLMs)を適用して、電力、性能、面積(PPA)を改善するフレームワークです。
- LLM の幻覚(ハルシネーション)にもかかわらず機能的正確性を維持し、PPA のトレードオフ空間内で電力削減を体系的に優先する、二つの主要な課題に取り組みます。
- 正確性のため、POET は差分テストベースのテストベンチ生成パイプラインを導入し、元の設計を機能的オラクルとして使用し、決定論的なシミュレーションを用いてゴールデン参照を作成することで、検証から LLM の幻覚を排除します。
- 最適化のため、POET は、非支配ソート、パレートフロント内の同レベルでの電力優先ランキング、そして適合度の比例生存者選択を組み合わせた LLM 主導の進化機構を用い、手動の重み調整を必要とせずに探索を低電力領域へ導きます。
- RTL-OPT ベンチマークの 40 件の RTL 設計に対して評価した結果、POET は全設計で機能的正確性を 100% 達成し、全設計で最良の電力性能を実現するとともに、面積および遅延の改善も競争力を持ちます。
