「AI副業で月10万円稼げる」という本を買ってみた

note / 2026/4/11

💬 オピニオンIdeas & Deep AnalysisTools & Practical Usage

要点

  • 著者が「AI副業で月10万円稼げる」という本を購入し、実際に内容を確認した感想として体験を共有している記事。
  • AI副業の具体的な収益目標(毎月10万円)を掲げ、何が実現可能な前提なのかを読者が検討するきっかけになっている。
  • “買ってみた”という形式で、情報の信頼性や再現性を含めた実用面の見極め視点を提供している。
  • AIを副業に活用する文脈で、ツール利用や学習・実務化といった実行段階の関心に接続している。
見出し画像

「AI副業で月10万円稼げる」という本を買ってみた

67
めぐ

コンビニに寄ったら「AI副業で月10万円!」的な雑誌を見かけ、つい買ってしまいました。

表紙には「知識・才能ゼロでもラクに月10万円稼ぐ!」って書いてある。ChatGPT、Copilot、Canvaなどを使えば、誰でも簡単に副業で稼げる時代が来た、らしいです。

で、読んでみた結論から言うとね、そんなに簡単じゃないよ(それはそう)。

この手の本の「お約束」

中を見ると、

  • 画像生成AIでイラストレーターになれる

  • テキスト生成AIでライターになれる

  • AIを使ってコンテンツ生成できる

  • 音楽生成AIでクリエイターになれる

確かに、今はこれらのAIツールが無料だったり、低価格で使えたりします。技術的なハードルがかなり下がったのは事実です。

でも、"使えること"と"稼げること"は、まったく別の話なんですよね。

なぜ簡単に稼げないのか

1. みんなが同じことを考えている

この本が出版された時点で、すでに何千人、何万人という人が同じ情報を得ています。(もっと言うと、出版される前から既にSNSでは同じ情報を得ている人がたくさんいます)

つまり、競合がめちゃくちゃ多い

  • AIイラストでココナラに出品?→すでに数百人が同じことをしているでしょう。

  • AI記事でライター業?→クライアントは「AIっぽさ」を感知して嫌います。

  • SNS運用代行?→AIツールを使える人は自分だけじゃなく、使うことが前提になっています。

供給過多の市場で、後発組が戦うのは想像以上に大変です。

2. 「AIを使う」だけでは価値がない

クライアントさんが求めているのは、当然AIで作ったものではなく良い成果物です。

  • デザインのセンス

  • 文章の読みやすさ

  • マーケティングの知識

  • クライアントの意図を汲み取る力

  • コミュニケーション能力

上記はAIツールを使えるようになっても、自動的に身につくものではありません。

才能ゼロで始められるかもしれませんが、才能ゼロのまま稼ぎ続けることはできないんです。

3. 見えないコストがある

「簡単に稼げる」と言いますが、実際には↓

時間的コスト

  • AIツールの使い方を学ぶ時間

  • 試行錯誤する時間

  • 営業活動・集客の時間←これが重い!

  • クライアント対応の時間

金銭的コスト

  • 有料AIツールのサブスク費用

  • 広告費

  • 必要に応じた外注費など

精神的コスト

  • 不安定な収入

  • クレーム対応

  • なかなか成果が出ない焦り

これらを時給換算すると、普通にバイトした方が効率的ということも少なくありません。

本当に「知識ゼロ・才能ゼロ」で稼げるのか?

知識も才能もない状態で稼ぎ続けるのは無理だと思います。

AIは強力なツールですが、魔法の杖ではありません。

デザインの基礎知識がないと、良い画像プロンプトは書けません。
文章力がないと、AIが出してきたものを修正できないし、そもそもAIに良い指示ができないので良いものを出してきません。
マーケティングの知識がないと、誰に何をどこで売れば良いのかがわかりません。

AIはあくまで補助ツールです。自分自身のスキルや知識があってこそ、活きてくるものです。

AI副業は無理?

AI副業は無理ではないと思います。
でも、現実的で段階的なアプローチが必要だと思うんです。

① まずは月1万円を目指す

いきなり月10万円は難しいので、まずは小さく、月5,000円~1万円を目指したいです。
小さな成功体験を積み重ねることが大事です。

② 既存のスキル × AI

今持っているスキルや知識に、AIを掛け合わせる。

  • 営業経験がある→AIで提案資料を効率化

  • デザインの基礎がある→AIで制作スピードを上げる

  • 業界知識がある→AI記事を監修・編集

ゼロから始めるのではなく、今あるものにAIを活かす方が成功確率は高いと思っています。

③ ニッチを攻める

みんなが狙う市場ではなく、小さくても確実な需要がある場所を探す。

  • 特定の業界に特化したライティング

  • ニッチなジャンルのLINEスタンプイラスト(特定の名前専用とか!)

  • 地域密着型のサービス←意外とこれが一番大事な気がします。

競合が少ない場所で、小さく確実に稼ぐ方が現実的です。

④ 継続的に学ぶ

AI技術は日進月歩。

半年前の「最新ノウハウ」が、今はもう古いということも珍しくありません。
私も半年前と今では違うAIを使っています。

常に学び続け、アップデートし続けることが必要です。

⑤ 長期的な視点を持つ

「今月10万円稼ぐ」ではなく、「1年後に安定して月5万円稼げるようになる」という視点。

地道な積み重ねが、結果的には一番の近道だったりします。
あまりに遠くを見過ぎても、もちろんダメだけれど、今すぐの状態にとらわれる必要もないと思います。

この本から得られること

ちょっと批判的なことばかり書いてしましたが、この雑誌がまったく無駄なものかというと、そうでもないですし、事実としてAIを使った副業はあります。

  • AIツールの基本的な使い方を知れる

  • 世の中にどんな副業があるのかを知ることができる

  • 副業の可能性とアイデアが得られる

ネットに疎い人たちにとっての入門書としては良いかもしれません。

「簡単に月10万円」を真に受けてはいけないし、月10万円を稼げる人はまっすぐに学んできたり、センス良く見極めたりできる人だと思います。

AI副業に限らず、「簡単に稼げる」という甘い言葉には注意が必要です。

でも、AIを学び、時間をかけてスキルを磨き、地道に取り組めば、副収入を得ることは可能です。

  • 現実的な期待値を持つこと

  • 小さく始めて、継続すること

  • 自分の強みとAIを掛け合わせること

  • 長期的な視点で取り組むこと

このあたりをきちんと踏まえていれば、「誰でも簡単」ではないけれど、「不可能」でもないです。

私自身も、今の仕事にAIは多用しているし、実際に雑誌で書かれていることにAIは使えるから。

正しいがたくさんある時代だからこそ、学び続ける意識と新しいものに飛び込んでいく行動力は持っていたいですね。

ダウンロード
copy

いいなと思ったら応援しよう!

チップで応援する
67
2