自然言語から実行可能なナルセス(Narsese)へ:NARSによる推論のための神経記号論的ベンチマークとパイプライン
arXiv cs.AI / 2026/4/22
📰 ニュースDeveloper Stack & InfrastructureModels & Research
要点
- 本論文は、自然言語の推論問題を一階述語論理(FOL)とNARSの言語であるナルセス(Narsese)を用いて実行可能な形式表現へ変換する、神経記号論的アプローチを提案している。
- NARS-Reasoning-v0.1というベンチマークを導入し、自然言語の問題にFOL形式、実行可能なNarseseプログラム、そして3値の正解ラベル(True / False / Uncertain)を対応づけている。
- FOLから実行可能なNarseseへの決定論的なコンパイル手法を構築し、OpenNARS for Applications(ONA)上で実行することで、意図した答えとの振る舞いの整合性を検証している。
- さらに、Language-Structured Perception(LSP)として、LLMに最終的な言語応答だけでなく推論に必要な記号構造を出力させる枠組みを示し、3値分類向けにPhi-2のLoRAアダプタをNARS-Reasoning-v0.1で学習・公開することで教師あり適応の実現可能性を示している。
- 全体として、生成した記号プログラムを実行で検証することが、多段推論や明示的な構造を要するタスクでの信頼性と解釈可能性を高める実践的な道筋になると主張している。



