トヨタ車体富士松工場、eve autoを導入 構内運搬車をレベル4で自動運転化

日経XTECH / 2026/5/6

📰 ニュースSignals & Early TrendsIndustry & Market Moves

要点

  • トヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)で、建屋間の仕掛品運搬に使う構内運搬の自動化(無人化)が2025年春に実現した。
  • eve autonomyが提供した無人搬送車システムは、特定条件下でレベル4の自動運転により完全無人運転を行う。
  • 同社は2026年3月18日のイベント「eve auto world 2026」で、この導入状況を明らかにした。
  • 付随作業として位置づけられる建屋間運搬を無くし、労務負荷や運搬オペレーションの非付加価値領域を削減する狙いが示されている。

 工場の建屋間で仕掛品などを運ぶためにフォークリフトなどを走らせる作業は、それ自体が付加価値を生まない一方、なくしたいのになくせない「付随作業」に分類される。トヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)は、10年越しで建屋間運搬の無人化を試みていたところ、2025年春に至って構内運搬の自動化を実現した(図1)。

図1 トヨタ車体が構内の建屋間運搬に導入したのと同種の自動運転車両
図1 トヨタ車体が構内の建屋間運搬に導入したのと同種の自動運転車両
特定条件下で完全無人運転のレベル4の自動運転をこなす。(写真:eve autonomy)
[画像のクリックで拡大表示]

 2026年3月18日に、無人搬送車のシステムを提供したeve autonomy(イヴオートノミー、静岡県磐田市)が開催したイベント「eve auto world 2026」で明らかにした。

次のページ

5つの判断基準で選別

この記事は有料会員限定です