ドイツBMWグループは、自社工場への人型ロボット(ヒューマノイド)をはじめとする「フィジカルAI(人工知能)」の導入を本格化した。データとAI基盤モデルを融合し、自律度を高めた生産システムの構築を加速する。
BMWグループはこれまで自社工場で人型ロボットのテスト導入を進めてきた。米Figure AI(フィギュアAI)と提携し、2024年から米国の工場に人型ロボット「Figure 02」を導入。実証実験を行ったほか、2025年には10カ月間にわたって実際の車体製造ラインに投入した。具体的には、サウスカロライナ州にあるスパルタンバーグ工場において金属の板金部品をつかみ、溶接機へミリ単位の精度で配置する正確性と速度が求められる作業を任せてきた。
米国に続いて欧州市場でも、スウェーデンHexagon(ヘキサゴン)が開発した車輪付き人型ロボット「AEON(イーオン)」を工場に導入し、2025年12月に初期のテスト展開を実施していた。
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