日々の業務でClaudeを使っているなら、次のようなことを経験したことはありませんか?
- 同じプロンプトを何度も手作業でコピーペーストしている
- WebアプリからClaudeにデータを送りたいが、API利用が高コスト
- 「このプロンプトで聞いてみて」とチームメンバーに共有するのが面倒
Send to Claudeは、たった1つのChrome拡張機能でこれらすべてを解決します。
できることは?
要するに、URLパラメータとJavaScript APIを通じてClaudeのプロンプトをプログラム的に制御できるChrome拡張機能です。
これはどういう意味でしょうか? Claudeのプロンプト入力を、「手で打ち込むもの」から「自動化できるもの」へと変換します。
さらに、Claude APIを使わずにブラウザ上でClaude Chatを直接操作するため、API利用に関する費用はゼロです。無料のClaudeアカウントでもClaude Proでも、普段のClaude Chatが自動化の対象になります。
最も優れた機能:URLパラメータでプロンプトを渡す
使い方はこれ以上ないほど簡単です。ClaudeのURLに?prompt=を追加するだけです。
https://claude.ai/new?prompt=今日の天気について教えて
このURLをブラウザで開くだけで、プロンプトが自動入力され、自動送信されます。以上です。
これで可能になること
1. ブックマークがプロンプトになる
よく使う質問やプロンプトをブックマークとして保存しておけば、ワンクリックでClaudeに聞けます。
日次ニュース要約
https://claude.ai/new?prompt=今日の主要ニュースを3つの箇条書きで要約して
英語メールの添削
https://claude.ai/new?prompt=次の英語メールを添削してください&autosubmit=false
autosubmit=falseを追加すると、プロンプトは入力されますが送信はされないため、送信前にさらにテキストを追加できます。
2. チームとプロンプトを共有する
SlackやNotionにURLを貼り付けるだけで、チームの全員が同じプロンプトを使ってClaudeに質問できます。
「このプロンプトで、この障害の根本原因を調べてみてください:」
https://claude.ai/new?prompt=次のエラーログを分析し、根本原因と推奨される対応策を提示してください:
もう「どのプロンプトを使えばいいの?」と聞かれることはありません。
3. 外部ツールのリンクに埋め込む
ダッシュボードや社内ツールに「Claudeで分析」ボタンを追加できます。URLを動的に生成するだけで、どのツールでもClaudeを連携できます。
もう1つの強力な機能:外部連携のためのJavaScript API
URLパラメータだけでも強力ですが、Send to Claudeはさらに踏み込んでJavaScript APIを提供します。
これにより、自分のWebページやWebアプリからClaudeへ直接プロンプトを送信できます。
const extensionId = "your-extension-id";
chrome.runtime.sendMessage(
extensionId,
{
type: "autofill",
prompt: "Please analyze this data:
" + yourData,
autoSubmit: true
},
(response) => {
if (response?.success) {
console.log("Successfully sent to Claude!");
}
}
);
URLパラメータとの違い
| URLパラメータ | JavaScript API | |
|---|---|---|
| 使いやすさ | ◎ URLを貼り付けるだけ | ○ コードが必要 |
| テキスト量 | △ URLの長さ制限 | ◎ 数千行でもOK |
| 動的データ | △ エンコードが必要 | ◎ 変数をそのまま渡せる |
| ユースケース | ブックマーク、リンク共有 | Webアプリ連携、データ分析 |
JavaScript APIでは、URLの長さ制限を気にせず、数千行のログやコードをそのままClaudeに送れます。
そしてもう一度強調しますが:これらはすべて完全に無料で利用できます。通常、アプリケーションからClaudeを呼び出すには、従量課金(トークン課金)のClaude API契約が必要です。しかしSend to Claudeは、単にClaude Chatを動作させるブラウザ拡張機能です。APIキーは不要で、料金も一切かかりません。個人のプロジェクトでもチームでの検証でも、コストを気にせずClaude連携を試せます。
async/awaitのサポート
モダンなJavaScriptなら、Promiseベースのバージョンを簡単に書けます。
function sendToClaude({ prompt, autoSubmit = true }) {
return new Promise((resolve, reject) => {
chrome.runtime.sendMessage(
extensionId,
{ type: "autofill", prompt, autoSubmit },
(response) => {
if (chrome.runtime.lastError) {
reject(new Error(chrome.runtime.lastError.message));
} else if (response?.success) {
resolve(response);
} else {
reject(new Error("Failed to send"));
}
}
);
});
}
// 使用方法
await sendToClaude({
prompt: "次のコードを確認してください:
" + codeBlock,
autoSubmit: true
});
さらに便利な機能
右クリックメニューから即送信
Webページ上でテキストを選択し、右クリック → 「Send to Claude」。それだけです — 新しいClaudeのタブが開き、選択したテキストがプロンプトとして入力されます。
面白い記事やエラーメッセージを、コピーペーストなしでClaudeに送信できます。
カスタムプロンプト
「Translate to English」「Summarize」「Explain this code」のように、よく使うプロンプトテンプレートを右クリックメニューに登録します。
選択したテキスト+カスタムプロンプトは自動的に組み合わされるので、テキストを選んで右クリックするだけで翻訳または要約を1アクションで完了できます。
さらに、各カスタムプロンプトごとに自動送信のオン/オフも設定可能です — これは嬉しいポイントです。
対応8言語
日本語、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、韓国語、ポルトガル語、中国語に対応しています。UIはブラウザの言語設定に基づいて自動的に切り替わります。
使用アイデア
| シナリオ | 方法 |
|---|---|
| 毎日のニュース要約 | URLをブックマーク |
| コードレビュー依頼 | JavaScript APIで自動送信 |
| 記事の翻訳 | テキストを選択 → 右クリック → カスタムプロンプト |
| エラーログの分析 | 大量のテキストをJavaScript APIで送信 |
| チームとプロンプトを共有 | Slack/NotionにURLを貼り付け |
| 社内ツールの連携 | APIで「Analyze with Claude」ボタンを追加 |
結論
Send to Claudeの本質は、Claudeをプログラマブルにすることです。
- URLパラメータ:ブックマークやリンク共有による簡単な自動化
- JavaScript API:Webアプリからの本格的な外部連携
Claude APIの契約は不要、APIキーも不要、サーバー側の実装も不要です。ブラウザだけでコストゼロを実現できるのは画期的です。
Claudeを日々のワークフローにもっと深く組み込みたいなら、ぜひ試してみてください。



