パナソニック、顔認証の生体取得を高速化するため「端末ロック型」QRコードを作成

The Register / 2026/4/21

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要点

  • パナソニックは、顔認証の登録(エンロールメント)を高速化するため、端末ロック型QRコードを導入するとしている。
  • この手法は、現場でのセキュアな無人登録を可能にし、管理者が手作業で写真を撮る必要を減らすことを狙っている。
  • QRコードを特定の端末に紐づけることで、不正利用を抑制し、バイオメトリクス取得の実行主体をより確実に管理することを目指す。
  • この記事では、特に複数拠点で登録を効率的にスケールさせたい運用上の課題を解消する取り組みとして位置づけている。

パナソニック、顔バイオメトリクスの取り込みを高速化するために機器ロック型QRコードを開発

管理者は写真撮影の対応にうんざり。これにより、現地での安全な無人登録が可能になる

2026年4月21日(火) // 07:37 UTC

日本の産業大手パナソニックは、指定された端末や環境でのみ動作するはずだという新しいタイプのQRコードを開発しました。

同社は昨日、建物への入退室を許可し、記録する同社の「Site Management Service」アクセス制御システムに対する改良についての発表で、この技術を明らかにしました。

パナソニックは昨年、本製品に曇りでも動く顔認識サービスを追加しましたが、現在では、作業者が撮影のために列に並ぶことで顔スキャンの取得が面倒で手間のボトルネックになってきたと感じており、さらに管理者はスキャンが実用可能かどうかを評価しなければならず、場合によっては追加の画像を取得する必要があります。

そこで同社が用意した答えは、登録情報を含むQRコードを発行し、顔認識によるアクセス制御を利用する建物に入るときに作業者がそれを提示するというものです。もちろん、顔認識を可能にするハードウェアにはカメラが含まれており、このシステムは顔ではなくQRコードをスキャンするためにそれを使います。パナソニックの曇り対応システムはQRコードを読み取り、もしそれが顔認識のために来訪者を登録(enrol)する許可を含んでいると判断した場合、スキャンを実行して、将来のバイオメトリクス検証ができるように保存します。

任意のスマートフォンはQRコードを読み取れるため、悪意のある人物が、パナソニックが発行するものを利用して、本来立ち入るべきではない建物にアクセスしようとするリスクがあります。

パナソニックはそれを考慮しており、同社の発行するQRコードは「識別可能なユーザーと端末」にのみ対応するとしています。

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「従来のQRコードは一般の読者にも読めてしまうため、登録情報が第三者に閲覧されるのではないかという懸念がありますが、このシステムは、認可された環境でのみ識別情報が閲覧できるように設計されています。認可された環境の外では内容が判別できないようにする表示方式を採用しているのです。」パナソニックは、自社のQRコードについて特許出願中だと述べています。

QRコードとバイオメトリクスを組み合わせる試みは、まったく新しいわけではありません。というのも、この技術は顔の特徴点間の距離を測定することで固有の識別子を作り出すからです。QRコードは約3KBのデータを表現できます。QRコードを発明した日本企業のデンソーは、その空間に顔のプロファイルを描き込み、そうした能力に基づくアイデンティティシステムを提供しています。

パナソニックは、アイデンティティ関連で今週忙しくなっています。パナソニックは本日、両社が個人データを管理するために人々が利用できる、安全なデジタル・アイデンティティの創出につながることを期待しているとして、日立との協業を 発表しました。®

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