EXAONE 4.5 テクニカルレポート

arXiv cs.CL / 2026/4/13

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要点

  • LG AI ResearchがEXAONE 4.5のテクニカルレポートを公開し、EXAONEラインとして初のオープンウェイトのビジョン・ランゲージモデルとしてEXAONE 4.5を紹介しました。
  • 本モデルはEXAONE 4.0に専用の視覚エンコーダを追加することで構築され、視覚データとテキストデータの両方を対象にマルチモーダルの事前学習を可能にしています。
  • 学習では、LGのアプリケーション志向に合わせた、厳選されたドキュメント中心のコーパスを重視しており、ドキュメント理解の大幅な向上と、一般的な言語性能の改善につながっています。
  • EXAONE 4.5はコンテキスト長を最大256Kトークンまで拡張し、長い文脈での推論やエンタープライズ規模でのデプロイシナリオを目標としています。
  • ベンチマーク比較では、競争力のある汎用性能が示されるとともに、同規模の最先端モデルと比べてドキュメント理解および韓国語における文脈推論で上回っています。

Abstract

この技術レポートでは、LG AI Research がリリースした最初のオープンウェイト・ビジョン言語モデルである EXAONE 4.5 を紹介します。EXAONE 4.5 は、既存の EXAONE 4.0 フレームワークに専用の視覚エンコーダを統合することで構成されており、視覚およびテキストの両モダリティに対してネイティブなマルチモーダル事前学習を可能にします。このモデルは、大規模データを慎重にキュレーションして学習されており、とりわけ LG の戦略的な応用領域に合致するドキュメント中心のコーパスが重視されています。こうしたターゲットを絞ったデータ設計により、ドキュメント理解および関連タスクにおいて大きな性能向上が実現されるだけでなく、一般的な言語能力全般にわたって幅広い改善ももたらします。EXAONE 4.5 はコンテキスト長を最大 256K トークンまで拡張し、長い文脈での推論や、エンタープライズ規模のユースケースを可能にします。比較評価の結果、EXAONE 4.5 は一般ベンチマークにおいて競争力のある性能を達成し、さらにドキュメント理解および韓国語文脈に基づく推論において、同程度の規模の最新モデルを上回ることが示されています。LG の実用的な産業展開に向けた継続的な取り組みの一環として、EXAONE 4.5 は、より良い暮らしのための AI を前進させるべく、追加のドメインおよび応用シナリオとともに継続的に拡張されるよう設計されています。