C-voting:明示的なエネルギー関数なしで行う、信頼度ベースのテスト時投票
arXiv cs.LG / 2026/4/16
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要点
- 本論文は、再帰的潜在モデルに対するテスト時スケーリング手法である信頼度ベースの投票(C-voting)を提案する。複数の候補となる潜在軌道を用意し、信頼度の代理指標として、上位1つの予測確率の平均を最大化する軌道を選択する。
- C-votingは、エネルギーベースの投票戦略に比べてSudoku-hardで4.9%高い精度を達成し、明示的なエネルギー関数に依存する手法よりも優れた性能を示す。
- 重要な貢献として、C-votingは、明示的なエネルギー関数を持たない場合でも再帰モデルに適用できることが示されており、既存のモデル設計との互換性がより高い。
- 著者らは、ランダム化した初期状態を用いる注意機構ベースの再帰型改良(ItrSA++)を提案し、これとC-votingを組み合わせることで、Sudoku-extreme(95.2% vs. 55.0%)およびMaze(78.6% vs. 74.5%)においてHRMを上回ることを示す。
