ブレット・テイラーのSierraがYC支援のAIスタートアップFragmentを買収

TechCrunch / 2026/4/24

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要点

  • Sierra(Bret Taylorが創業したカスタマーサービス・エージェント企業)が、YC支援のフランス企業Fragmentを買収したと発表しました。
  • Fragmentは、ビジネスがAIを業務フローに統合するための支援を行っており、共同創業者のOlivier MoindrotとGuillaume GenthialがSierraに加わります。
  • 今回はSierraにとって3回目の公開買収で、直近では日本のOpera Techや音声エージェントのReceptive AIも相次いで買収しています。
  • 条件(買収金額など)は明らかにされておらず、PitchBookはFragmentがシードラウンドで約200万ドルを調達したと推定しています。
  • SierraはOpenAIの取締役会議長を務めるTaylorが関与し、これまでに累計約6.3億ドルの資金調達と10億ドル規模の評価額を背景に成長を続けています。

Bret Taylorが設立したカスタマーサポートのスタートアップ「Sierra」は木曜日、業務へのAI導入を支援するYC支援のフランスのスタートアップFragmentを買収したと発表した。 

これはSierraの3度目の公開買収だ。同社はこれまで、日本拠点のエンタープライズAIソリューション企業Opera Tech(同社は3月下旬に買収した)を買収しており、またボイスエージェント企業Receptive AI(同社も3月下旬に買収したと発表していた)も買収した。Fragmentの共同創業者であるOlivier MoindrotとGuillaume GenthialはSierraのチームに加わる。 

ブログ記事の中で、Taylorと共同創業者のClay Bavorは、MoindrotとGenthialがSierraの「フランスにおけるエージェント開発の取り組み」に「貴重な強み」をもたらすと書いている。取引条件は発表されていない。PitchBookによると、Fragmentはシードラウンドで約200万ドルを調達したという。

取締役会の議長も務めるTaylorは、2023年初めにSalesforceの共同CEOを退任した後、Google出身のBavorとともにSierraを共同創業した。スタートアップはCasper、Clear、Brexを顧客として挙げており、SequoiaやBenchmarkを含む投資家からこれまでに6億3000万ドル(総額で6億3000万ドル)の資金調達を行っていると主張している。これにより評価額は100億ドルに達している。