Cortex – 開発者のためのローカル・ファースト・ナレッジグラフ

Dev.to / 2026/3/27

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要点

  • Cortexは、開発者のプロジェクトディレクトリを監視し、LLMを用いて意思決定、パターン、コンポーネント、依存関係、制約といった開発者の知識を抽出する、ローカル・ファーストのナレッジグラフです。
  • プロジェクト間の関係性を推論し、関連する意思決定が矛盾する場合にはそれを検出できるため、時間の経過に伴って一貫したコンテキストを保つのに役立ちます。
  • ユーザーは自然言語でグラフに問い合わせ、幻覚のような推測を減らすために、実際のコードベースに基づいた回答をソース引用付きで受け取れます。
  • 抽出パイプラインはローカルで実行され、構成可能なLLMプロバイダ(OpenAI、Anthropic、Ollama、LM Studio)をサポートしており、質問応答時にはクラウド/ローカルのルーティングが可能です。
  • Cortexはオープンソース(MIT)のnpmパッケージとして提供されており、初期化、フォルダの監視、グラフへの問い合わせのためのCLIコマンドがあります(例:npx @gzoo/cortex init / watch / query)。

私は複数のプロジェクトに取り組んでいます。意思決定、パターン、文脈が、数百のファイルに散らばってしまいます。私は3か月前に何を決めたのかを忘れてしまいます。別のリポジトリでもう一度、同じ問題を解き直してしまうのです。

そこで私は Cortex を作りました。開発者のためのローカルファーストなナレッジグラフです。

あなたのプロジェクトディレクトリを監視し、LLMを使って知識を自動的に抽出し、必要なときにその知識を返します。

やること

  • プロジェクトファイル(md, ts, js, json, yaml)の変更を監視
  • エンティティを抽出:意思決定、パターン、コンポーネント、依存関係、制約
  • プロジェクト間でエンティティ同士の関係を推論
  • 意思決定が衝突したときに矛盾を検出
  • 出典の引用付きで自然言語によるクエリを実行
  • クラウドとローカルのLLMを賢く切り替え

仕組み

Cortex はローカルで動作します。プロジェクトディレクトリを指定すると、バックグラウンドでナレッジグラフを構築します。クエリをすると、実際のコードベースに根拠づけられた答えが返ってきます。推測のハルシネーションではありません。

抽出パイプラインは、設定可能なLLMプロバイダ(OpenAI、Anthropic、Ollama、LM Studio)を使うため、望むならすべてローカルのままにできます。

クイックスタート

npx @gzoo/cortex init
npx @gzoo/cortex watch ~/projects
npx @gzoo/cortex query "エラーハンドリングに使っているパターンは何?"

なぜ作ったのか

文脈を失い続けていました。コードではなく、文脈です。意思決定の根拠、見つけた制約、落ち着いたパターン。Cortex はそうした情報を自動で取り込み、あとから本当に探せるようにしてくれます。

オープンソースで、MITライセンス、npmで提供しています。

GitHub: github.com/gzoonet/cortex
npm: npmjs.com/package/@gzoo/cortex

フィードバックが欲しいです。プロジェクト間でどんな知識を見失いがちですか?